洗面台がひび割れてしまい、火災保険を使って新しい洗面台に交換したいと考えていませんか?
洗面台の破損には火災保険が適用できます。
この記事では、洗面台の交換に火災保険が適用できるケースや申請方法、交換や修理にかかる費用を徹底解説します。
洗面台のひび割れは水漏れの原因となるので放置すると危険です。
二次災害が起こる前に火災保険を使って洗面台を交換、または修理しましょう。
火災保険の使用を検討している方は、申請サポート業者の利用がおすすめです。
保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。 一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。
さらに、複雑な申請書類の作成から、信頼できる修理費用の見積もり業者の紹介、現地調査まで丸投げすることができます。 また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
洗面台のひび割れを放置すると危険!水漏れの原因になる
たとえ小さくても、洗面台にひび割れがあるとすきまから水が入り込んでしまい、水漏れの原因になるので放置すると危険です。
洗面台は、以下のような理由からひび割れができてしまいます。
- 硬いものや重いものを落としてぶつけた場合
- ヒートショック割れ
洗面台は強い衝撃に弱いです。
そのため、化粧瓶やシェーバーなど硬いものを落としてぶつけると、ひびが入ってしまうことがあります。
ヒートショック割れとは、熱湯がかかるなど洗面台の一部分が急激に加熱されると、その部分が膨張して割れてしまう現象です。
ヒートショック割れは洗面台が冷たくなる冬に多く見られます。
水漏れが起こると洗面台の下や床が腐ってしまったり、集合住宅の場合は階下へ水が漏れてしまったりとトラブルにつながる可能性が高いです。
ひび割れを見つけたときは、できるだけ早く洗面台を交換するなどの対処をしましょう。
洗面台の交換費用は火災保険で補償される?
洗面台にできたひび割れの修理や洗面台の交換費用は、火災保険で補償されるケースがあります。
以下では補償が受けられる具体的なケースを紹介します。
少しのひび割れでも補償を受けられる場合があるので、「この程度では申請できないかも…」と思っても、まずは保険会社に相談してみましょう。
不測かつ突発的な事故が原因なら補償される
火災保険の契約内容に「不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」の項目が付帯されている場合は、不注意による事故が破損の原因でも補償を受けられます。
不測かつ突発的な事故とは、うっかり起こしてしまう予測不可能な事故のことです。
そして、事故日や原因がはっきりと分かっている事故のことを指します。
例を挙げると下記のような事故が補償されます。
- 洗面台に化粧瓶を落としてしまい、洗面台にひびが入ってしまった
- 不注意でカメラをシンクへ落としてしまい、水没させてしまった
一度ご自身の契約内容を確認してみましょう。
請求できるのは洗面台が破損した日から3年間
火災保険の補償対象の事故が過去のものだとしても、3年間は遡って請求することが可能です。
請求するときは、以下のものが必要です。
- 損害のあった現場(モノ)の写真
- 修理代金の見積書や領収書(交換の場合は購入時のレシート等)
- 保険金請求書
保険会社によって必要書類が異なる場合があるので、詳しくは保険会社に確認してみましょう。
また、既に修理したあとでも、請求期限内であれば保険金を請求できます。
その場合は修理前後の写真など事故を証明できるものが必要なため、まずは保険会社へ請求に必要な書類を確認してみてください。
火災保険は長期で加入することが多いので、年数が経つと加入時の契約内容を忘れてしまい、請求漏れをしてしまう事があるかもしれません。
そうなってしまってはもったいないので、請求期限は覚えておきましょう。
洗面台のひび割れが原因の水漏れも補償される
洗面台のひび割れの修理や交換費用に加え、ひび割れが原因の水漏れにも補償が受けられます。
たとえば、水がしみ込んだ床や壁の交換にも、火災保険が適用可能です。
濡れてしまった床材や壁材は、比較的容易にコーティングや塗装が剥がれてしまうため、交換が必要になるでしょう。
ただし、水漏れの補償範囲は保険会社によって異なるため注意が必要です。
洗面台の交換で火災保険の保険金はいくらもらえる?
洗面台の交換で火災保険を申請すると、保険金はいくらもらえるのでしょうか。
支払ってもらえる保険金の計算方法は、(損失額)-(免責金額)です。
損失額とは、損害物と同じ材質のものを調達する場合に必要な金額のことをいいます。
洗面台の材質は大きく分けて陶器とホーロー、人工大理石があり、それぞれに金額が異なります。
免責金額とは契約時に設定した、加入者側が自己負担する金額のことです。
たとえば、免責金額が3万円で、損害額が20万円の場合は17万円が保険金として支払われます。
免責金額分は自分で用意する必要があるため、加入している火災保険の免責金額を確認しておきましょう。
洗面台の交換で火災保険を申請する手順を解説
火災保険は頻繁に利用するものではないため、火災保険の申請方法がわからない人もいることでしょう。
ここでは、火災保険を申請する手順を紹介します。
- 保険会社へ連絡をする
- 必要書類を準備する
- 申請書類を保険会社へ送付する
- 保険金が支払いされる
まずは保険会社や加入した代理店へ電話をして、火災保険の請求をしたいことを伝えましょう。
連絡時には事故日や損害のあった箇所について聞かれます。
保険会社への連絡からしばらく経つと、申請に使用する必要書類の案内が届きます。
保険会社によって異なりますが、一般的に申請には以下の書類が必要です。
- 損害あった箇所(モノ)の写真
- 修理代金の見積書や領収書(交換の場合は購入時のレシート等)
- 保険金請求書
必要書類の準備が整ったら、保険会社へ送付しましょう。
保険会社に申請書類が届くと、保険会社側で申請内容が正確かどうかをチェックします。
被害状況を確認するため、保険会社の担当者が現地調査を行う場合があります。
ただし、写真や書類だけで損害状況が十分に判断できる場合は実施されません。
判定結果によっては、請求額が減額、または保険金がまったく支払われないこともあるので注意が必要です。
保険金額が確定したら、契約者の了承を得たうえで指定の口座に保険金が振り込まれます。
契約通りに支払われているか、支払い明細などできちんと確認することが大切です。
洗面台の交換で火災保険を申請するなら申請サポート業者へ相談しよう
「洗面台の交換だけで保険金を請求できるの?」
「火災保険を申請したいけど、何をどうすればよいか分からない!」
そんなときは、火災保険の申請サポート業者へ相談してみましょう。無料相談を実施している業者もあります。
火災保険の申請に慣れている人は多くありません。
そのため、自分だけで申請しようとすると、本当は保険金を請求できるはずの小さな傷などを見落としてしまうこともあるでしょう。
洗面台の交換や修理にかかる費用の相場を解説
洗面台の交換や修理費用は、いくらかかるのでしょうか。
洗面台の交換費用は、洗面台本体の素材やサイズによって変わる上、水漏れもあった場合はクロスや床など洗面台以外のリフォームが必要になることもあります。
修理の場合は、使用する部品や作業内容によって費用が変わります。
以下では、洗面台の交換や修理にかかる費用の相場を解説します。
リフォームや交換の場合は10〜20万円
リフォームの場合、約10~20万円が相場です。
そのうち洗面台の撤去と設置費用には、約3~5万円かかります。
リフォームや交換は、洗面台本体の素材やサイズによって変わります。
洗面台の交換と一緒にクロスや床の張り替えをする場合は、別途5万円ほどかかると見込んでおきましょう。
部分修理の場合は1箇所15,000円〜
部分修理の場合、作業内容によりますが1箇所15,000円〜が相場です。
パーツ交換や、洗面部品の交換が必要な場合は、別途5千円~4万円ほどかかる場合があります。
修理の難易度が高かったり広範囲の修理だったりすると、費用は高額になりますが、それでも交換した場合の費用よりは経済的です。
信頼できる洗面台修理業者を選ぶ際のポイント3選
満足がいく修理をしてもらうには、業者選びが重要です。
洗面台の修理を依頼しようと思っても、修理業者はたくさんあるので、どの業者を選んでよいのか迷いますよね。
「ネットで検索したら載っていたから」「お家のポストにチラシが入っていたから」などの理由で業者を選ぶことは、おすすめできません。
相場より高い料金をとられたり、不当な追加料金を請求されたりと、悪質な業者によるトラブルに巻き込まれた事例も多く耳にするからです。
早く修理をしたいところですが、信頼できる業者かどうか、時間をかけてしっかりと見極めることが大切です。
信頼できる優良な業者を選ぶには、以下のポイントをチェックしましょう。
- ホームページなどで施工実績が確認できる
- 無料見積もりやアフターフォローなどのサービスが手厚い
- 見積もり価格が適正である
一つずつ順番に解説します。
①ホームページなどで施工実績が確認できる
ホームページやブログがあると、多くの場合施工実績を目で見て判断することができます。
ホームページやブログがない業者は、代表者や職人の顔写真などを確認することが困難なため、おすすめしません。
チラシが入っていた場合も、会社名で検索して施工実績や口コミを見てから判断すると良いでしょう。
②無料見積もりやアフターフォローなどのサービスが手厚い
ホームページに無料見積もりサービスがあると、スムーズに見積もりを依頼できます。
見積もりはできるだけ複数の業者から取り寄せる「相見積もり」を行いましょう。
相見積もりをすることで価格相場が分かるため、ぼったくりを回避しやすいです。
また、充実したアフターフォローのサービスがあるかも確認が必要です。
アフターフォローの充実度は、再修理を無料でやってくれるかどうかが一つの判断基準となるでしょう。
アフターフォローが手薄な業者だと、再修理費用を別途支払う必要があるところが多いです。
余計なコストをかけないためにも、しっかりと確認をしましょう。
③見積もり価格が適正である
見積もり価格の安さのみで業者を選ぶことは危険です。
特に技術力が必要なサービスでは、価格と品質が比例することが多いからです。
品質の良い業者は、多少値段が高くても金額に見合った工事をしてくれます。
値段の安さだけで選ぶと、雑な工事が原因で再修理に別途料金が発生し、結局は多くの費用がかかってしまうという事態にもなりかねません。
洗面台の交換費用が火災保険で補償されないケース
洗面台の交換費用は、すべてのケースにおいて火災保険で補償されるわけではありません。
火災保険では、予測できる事故や劣化は補償の対象外です。
たとえば、経年劣化で洗面台が破損した場合がそれに当たります。
洗面台は一日に何度も使う場所なので、他の場所に比べて劣化がしやすいです。
日々使っていれば、いずれ不具合が起こることは予測できますね。
また、故意に破損させた場合も予測可能な事故であるため、保険は適用されません。
まとめ:洗面台のひび割れは放置せず火災保険を使って交換しよう
洗面台のひび割れは、経年劣化などを除けば火災保険を使って交換費用をまかなうことができます。
ひび割れを放置すると水漏れなどのトラブルにつながるので、早めに交換しましょう。
すでに交換済の場合でも、3年間は遡って請求することができます。
請求もれがないか、しっかり確認してみてくださいね。
リフォームの際に火災保険申請サポートを利用すれば、気づきにくい建物の破損を隅々まで調査してくれます。
火災保険を自分で申請するのはハードルが高いため、修繕費用を請求するなら、火災保険申請サポートを検討してください。
申請しても万が一給付金が得られない場合は、費用がかからないのでリスクなく依頼できるのが、火災保険申請サポートの特徴です。
「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。
気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。