そのままはNG!浄化槽ブロアの故障は火災保険で直そう

【保存版】浄化槽の修理は火災保険でできる?補償される事例や修理費用の相場を解説

近年、日本でも水害が多く発生し、襲い深刻な問題となっています。

水害で浄化槽が壊れてしまい、困っている方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、浄化槽が壊れた際に火災保険の申請ができるのか、補償される具体的な事例や修理費用の相場を解説します。

浄化槽が壊れて火災保険を申請する際には、火災保険の申請サポート業者に相談するのがおすすめです。個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑である上に、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、給付金を最大化してくれます。

目次

浄化槽が故障したら火災保険で修理できる?

浄化槽が故障したら火災保険で修理できる?

自然災害や突発的な事故など、思わぬタイミングで浄化槽が壊れてしまったら、修理費用などが心配になりますよね。

「そういえば火災保険に入っているけど、浄化槽が壊れたら申請できるの?」

と疑問に思う方も多くいらっしゃることでしょう。

実は、浄化槽は給排水設備として火災保険の補償対象に含まれています。

加入している契約のプランや保険会社により、補償が適用されるケースはさまざまです。

万一の故障に備えて、一度よく確認しておきましょう。

浄化槽の修理に火災保険が適用されるケース5選

浄化槽の修理に火災保険が適用されるケース5選

浄化槽の修理に火災保険が適用されるケースについて、下記の5つのケースを紹介します。

  • 火災によって浄化槽が破損したケース
  • 落雷による過電流で浄化槽の水中ポンプが壊れたケース
  • 災害などにより浄化槽がひび割れたケース。
  • 豪雨や洪水によって浄化槽が壊れたケース
  • 浄化槽のブロワが盗まれたケース

以下で、順に詳しく確認していきましょう。

①火災によって浄化槽が破損した場合

火災によって浄化槽が破損した場合、火災保険の補償対象です。

火災保険における火災とは、通常の火災に加えて落雷や爆破、破裂による被害を指します。

また、火災を鎮火するための消防活動において発生する水ねれも補償されます。

②落雷による過電流で浄化槽の水中ポンプが壊れた場合

火災保険が適用されるのは、火災のみではありません。

火災保険の基本補償の中には、落雷による損害も含まれています。

落雷に伴う火災や爆発のみではなく、落雷による過電流が原因で浄化槽の水中ポンプが壊れた場合も火災保険を適用することが可能です。

落雷が原因で火災保険を申請する際には、落雷の事実を証明する資料が必要であることを覚えておいてください。

月日が経つと資料を準備しにくくなるため、落雷による被害を受けたら、すぐに新聞記事や気象庁HPなどから情報を集めておきましょう。

③豪雨や洪水によって浄化槽が壊れた場合

③豪雨や洪水によって浄化槽が壊れた場合

近年、日本国内において集中豪雨や洪水が多発しています。

集中豪雨や洪水によって浄化槽が壊れた場合にも、火災保険がしっかり適用されるため安心です。

ただし、水災には支払い条件があることを押さえておく必要があります。

水災補償を受けるには、以下のいずれかを満たさなければなりません。

  • 保険価額の30%以上の損害を受けた
  • 床上浸水または地盤から45cmを超えて浸水した

雨以外にも、雪が溶けることで発生する融雪洪水や、高潮も同様に補償の対象となります。

④災害などにより浄化槽がひび割れた場合

災害などにより浄化槽がひび割れた場合にも、火災保険が適用されます。

ただし、火災保険が支払われるケースは、故意ではなく自然災害や不測かつ突発的な事故などが原因の場合に限られます。

例えば、以下のようなケースです。

  • 強風によって浄化槽にものが当たった
  • 土砂崩れによって浄化槽が被害を受けた 

浄化槽自体が剥き出しになっているタイプの場合、強風によって被害を受ける可能性が高いため注意が必要です。

⑤浄化槽のブロワが盗まれた場合

2017年頃から、浄化槽のブロワが盗まれる事件が頻繁に発生しています。

浄化槽のブロワが盗まれた場合、火災保険の盗難補償を契約していれば補償されます。

浄化槽のブロワが盗まれた際は、慌てずにまずは警察に連絡してください。

その後、保険会社に連絡し、盗難にあった状況を説明し、申請手続きをすすめましょう。

盗難に遭った際に備えて、加入している契約プランに盗難補償がついているか確認しておくことをおすすめします。

浄化槽の修理で火災保険を使うなら申請サポート業者に相談しよう

浄化槽の修理で火災保険を使うなら申請サポート業者に相談しよう

浄化槽の修理で火災保険を使うなら、申請サポート業者に相談するとよいでしょう。

火災保険の申請手続きで必要書類の漏れや不備があると、本来受け取れる給付金を満額受け取れないこともあります。

給付金の申請期限は、保険法で事故発生から3年と決められています。

火災保険を申請するためには報告書や見積書などの書類を用意します。

通常は工務店などの調査業者に依頼して、現地調査と書類の作成を行う必要があります。

現地調査を依頼する前に、保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しているところもあります。

信頼できる調査業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみましょう。

浄化槽が壊れたときの修理費用の相場は?

浄化槽が壊れたときの修理費用の相場は?

浄化槽が壊れた場合、修理にかかる費用の相場はどれくらいなのでしょうか。

浄化槽は、本体とブロアとの2つに分かれています。

浄化槽でよくある修理は、ブロアの交換です。

ブロアの交換費用の相場は、約7万円から11万円ですが、専門業者の中には15万円以上かかるところもあります。

また、浄化槽の本体を交換するケースでは、5人用の浄化槽で80万円~100万円程度です。

浄化槽の修理費用は高額なので、火災保険の契約プランを確認し、不測の事態に備えておきましょう。

浄化槽の故障が火災保険で補償されないケース3選

浄化槽の故障が火災保険で補償されないケース3選

すべてのケースにおいて浄化槽の故障が火災保険で補償されるわけではありません。

ここでは、浄化槽の故障が火災保険で補償されないケースについて、次の3つを紹介します。

  • 浄化槽の故障が予想可能なものだった場合
  • 経年劣化により故障した場合
  • 地震によって浄化槽が壊れた場合

以下で、それぞれのケースについて理解しておきましょう。

①浄化槽の故障が予想可能なものだった場合

浄化槽の故障の原因が予想可能なものだった場合、火災保険の補償対象外です。

例えば、以前に給水設備から濡水した際に、修理業者から配管の交換を強く勧められていたにも関わらず修理をしていなかった場合。

浄化槽の故障は予想可能なものだったとみなされ、給付金は支払われません。

②経年劣化により故障した場合

経年劣化により浄化槽が故障した場合も、火災保険は適用されません。

経年劣化とは、自然な消耗や劣化を指します。

例えば、素材の性質による変色や変質、サビやカビなどです。

ただし、なんらかの災害や事故の後に故障した場合、原因が経年劣化なのか災害や事故なのかを判断することは困難です。

一度保険会社に相談してみることをおすすめします。

③地震によって浄化槽が壊れた場合

③地震によって浄化槽が壊れた場合

地震によって浄化槽が壊れた場合も、残念ながら火災保険は適用されません。

地震による故障は、地震保険の補償対象です。

地震保険は火災保険に付帯して加入するものです。

地震大国である日本に住んでいる以上、万一に備えて地震保険に加入しておくことをおすすめします。

まとめ:浄化槽の修理に火災保険を利用しよう

まとめ:浄化槽の修理に火災保険を利用しよう

自然災害や不測かつ突発的な事故が原因で浄化槽が故障した場合、火災保険を適用できるケースがあります。

また、契約プランによっては故障のみでなく、近年増加しているブロワの盗難も補償の対象です。

浄化槽の修理にかかる費用は高額なため、火災保険でしっかり補償されると助かりますね。

ただし、火災保険の申請期限は保険法で3年と決められています。

浄化槽の修理でお困りの場合は、費用無料で完全成果報酬型の火災保険申請サポートを選ぶとよいでしょう。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、不払い認定されたり、見落としや間違いが発生する可能性があります。

家全体の破損箇所の調査見積もりから、書類作成のアドバイスまでトータルで手厚くサポートします。
費用については完全成功報酬型のため、申請しても万が一給付金が得られなければ、一切費用がかからないのでリスクなく依頼できます。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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