和室を洋室にリフォームする費用は?工事期間や安く抑える方法も解説。補助金も利用可能?

和室を洋室にリフォームする費用は?工期や安く抑える方法も解説。補助金も利用可能?

「和室を洋室にリフォームしたいけど費用はどのくらいかかるの?」

「費用を少しでも抑えたい」

といった疑問や悩みを抱えていませんか?

この記事では、費用や工事期間、メリットやデメリットなどを徹底解説。

リフォームする際に使える補助金制度についても解説します。

 

また、和室を洋室にリフォームする際には、火災保険を利用できるケースがあります。

火災保険を申請し、最大限補償を受けるためには、申請サポート業者を利用しましょう。

保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。

一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。

自分ではなかなか把握しにくい被害も、専門家に調査を任せればしっかりと見つけてくれ、思わぬ給付金が得られることがあります。

また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。

 

目次

【内容別】和室を洋室にリフォームする際の費用は?

【内容別】和室を洋室にリフォームする際の費用は?

和室から洋室にリフォームする際の費用は、どの範囲をリフォームするかによって変わります。

部屋全体はもちろん、畳をフローリングにするだけの場合や、押入れをクローゼットにするだけの場合などリフォーム内容はさまざまです。

ここでは、5つのリフォームの内容ごとに費用相場を紹介します。

  • 畳をフローリングにリフォームする場合
  • 壁や天井をリフォームする場合
  • 押入れをクローゼットにする場合
  • 襖を洋風にリフォームする場合
  • 和室全体を洋室にリフォームする場合

リフォームを検討している人は、ぜひ参考にしてください。

①畳をフローリングにリフォームする場合

費用は、使用するフローリング材のグレードや遮音性の高さなどによって変わります。

6~8畳の和室の畳をフローリングに変更する場合の費用は、9〜35万円程度です。

遮音性のあるフローリングは、遮音性がないフローリングと比べて1~7万円ほど費用が高くなります。

フローリングは畳より防音性が低いです。

マンションの和室の畳をリフォームするには、下の階に音が響かないよう遮音性のあるフローリングにすると良いでしょう。

遮音性を表す「L値(エルチ)」が小さいフローリング材ほど、遮音性が高いとされています。

最近のマンションでは、L-45以下のフローリング材が一般的です。

②壁や天井をリフォームする場合

和室の壁紙、天井を洋室にリフォームする場合は、洋室仕様の壁紙クロスを貼ります。

費用は、6~8畳の和室であれば10~20万円程度です。

和室は砂壁が多く、上からベニヤ板を貼る、砂壁を削るなどの作業を行った上で壁紙クロスを貼ります。

壁紙クロスは、デザインが豊富なので、部屋に合わせて好みの壁紙クロスを選ぶと良いでしょう。

また、壁と床のつなぎ目「巾木」も洋室らしさを引き出すのに重要なポイントです。

巾木は、細かい木材が入っている場合が多く、そのままでは和室っぽさが残るでしょう。

巾木も壁や床の色に合わせることによって、より完全に近い洋室に仕上がります。

③押入れをクローゼットにリフォームする場合

③押入れをクローゼットにリフォームする場合

押入れをクローゼットにリフォームする場合、費用は6~25万円程度です

一般的なリフォーム方法は、襖を扉に交換し、中の仕切り材や洋服用ハンガーパイプなどを設置する工事です。

扉を折れ戸に交換すると、広く開けることができるため、物の出し入れがしやすくなります。

あまり費用をかけたくないという方には、費用2~10万円ほどで実施できる、簡易なクローゼットへのリフォームがおすすめです。

内容は、襖をそのまま残し、布団用の中棚を撤去してハンガーパイプを取り付ける作業です。

また、押入れを拡張してウォークインクローゼットにしたい場合の費用は20~50万円程度と考えておきましょう。

④襖を洋風にリフォームする場合

和室の襖を洋風のドアに交換する場合の費用は、1ヵ所約3~22万円程度です。

襖を引き戸や開き戸に交換することで、リビングや隣接する洋風な部屋と統一感を出すことができます。

襖を洋風にする最も簡単なリフォーム方法は、室内引き戸への交換です。

室内引き戸は、元の枠を活かしてドアの交換のみで済むため、3~10万円程度でリフォームができます。

また、左右にドアが開くため、バリアフリーにも適しています。

開き戸にする場合は枠ごと交換しなければならないため、8~15万円程度と引き戸よりも費用がかかることに注意してください。

⑤和室全体を洋室にリフォームする場合

6~8畳の和室全体を洋室にリフォームする際にかかる費用は、25~100万円前後です。

マンションの場合は、柱などを壁に隠す「大壁」の場合が多いため、壁の工事がしやすく50~60万円程度になります。

和室全体を洋室にリフォームする場合は下記の内容があります。

  • 壁紙クロス
  • 天井材の張替え
  • 収納
  • 建具の変更
  • 巾木

ほかにも、カーテンを取り付けたい場合には、カーテンレールの設置が必要です。

和室を洋室にリフォームする際の工事期間は?

和室を洋室にリフォームする際の工事期間は?

和室から洋室へのリフォームの工事期間は、費用と同じようにリフォーム範囲や内容によって変わります。

8畳の和室のリフォームの場合、床の張替えは3~5日程度です。

部屋全体のリフォームの場合は、1~2週間程度かかります。

押入れをクローゼットにリフォームする場合は3日程度で仕上がりますが、特殊な棚を取りつける場合などは、1ヵ月程度かかる可能性もあるでしょう。

扉のみの交換なら、1日で済むこともあります。

工事期間中は部屋が使えないので、その点も考慮した上で検討してください。

和室から洋室にリフォームする際に火災保険が使える可能性も

和室から洋室にリフォームする際に火災保険が使える可能性も

和室から洋室にリフォームする際に火災保険が使える可能性があります。

住宅の火災保険は、建物が火災や洪水、土砂崩れなどの被害にあった場合に補償されます。

また、不測かつ突発的な事故による破損、汚損も補償対象です。

和室を洋室にリフォームする3つのメリット

和室を洋室にリフォームする3つのメリット

高齢の家族がいる場合、和室を洋室にリフォームしたいと考える人も少なくないでしょう。

畳の香りや、クッション性が和室の良さでもありますが、車椅子を使う人にとっては不便であることも事実です。

ここでは、和室を洋室にリフォームするメリットを3つ紹介します。

  • バリフリー化に対応しやすい
  • お手入れや掃除が楽になる
  • 配置できる家具の選択肢が増える

ぜひ参考にしてみてください。

①バリアフリー化に対応しやすい

高齢の人は車椅子で生活する人も多いでしょう。

畳をフローリングにリフォームすることで車椅子が使用しやすくなります。

リフォームするタイミングと同時に、つまずきの元となる床の段差を撤去しましょう。

床の段差の撤去は、箇所の数などによって変わってきますが、2~15万円程度です。

また、介護用ベッドの設置もしやすくなり、キャスター付きであればスムーズに収納ができます。

②お手入れや掃除が楽になる

和室を洋室にリフォームする際、畳からフローリングに替えることが一般的です。

畳は、定期的に干し、傷んでいる場合には張替えが必要となります。

手間のかかる作業ですが、このようなメンテナンスを行わなければ劣化に繋がるのです。

畳からフローリングに替えると、定期的にメンテナンスをする必要がなくなります。

フローリングだと水ものをこぼしても沁み込む心配がなく、雑巾で簡単に拭くだけで大丈夫なので掃除も楽になります。

③配置できる家具の選択肢が増える

③配置できる家具の選択肢が増える

和室の場合だと、重い家具や脚のある家具を置くと畳に跡がつき、傷んでしまことが多いです。

そのため、重さのある家具を置くことができません。

畳の凹み防止マットなどもありますが、綺麗に保ちたいのであれば、重い家具はできるだけ置かないようにしましょう。

畳に比べてフローリングは堅く、跡がつきにくいため、重い家具や脚のあるソファ、ベッドなどを置くのに適しています。

最近の家具は洋室用につくられている物が多いため、家具選びの選択肢が増え、好みの家具を選びやすくなるでしょう。

和室を洋室にリフォームする2つのデメリット

和室を洋室にリフォームする2つのデメリット

和室から洋室にリフォームすると、メリットがたくさんありますが、いくつかデメリットもあります。

和室に慣れしまっていると意外な面で不便を感じることもあるでしょう。

ここでは、デメリットを2つ紹介します。

  • 畳の時より足元が冷えやすくなる
  • 歩く音などの生活音が響きやすくなる

この2つのデメリットを理解したうえで、リフォームするか検討してみてください。

①畳の時より足元が冷えやすくなる

洋室のフローリングの床は、畳よりも保温性が低く、特に冬場は足元が冷えやすくなります。

フローリングが冷たいと、生活上の不便があるだけでなく、足元の冷えが風邪の原因になってしまうというデメリットもあります。

冬のフローリングの冷たさにはメリットがありません。

そのため、極力裸足では歩かないように、スリッパや靴下を履いて過ごすことをおすすめします。

ほかにも、カーペットや床暖房を取り入れるなどの対策もあります。

②歩く音などの生活音が響きやすくなる

フローリングは畳よりも堅いため、衝撃を吸収しにくく、足音や声などの生活音が響きやすくなります。

マンションやアパートだと真下に音が響くので、床に物を落としてしまうと音が下の階に響いてしまいます。

近隣トラブルの原因にもなりかねません。

そのため、フローリングに防音マットやカーペットを敷くなどの対策がおすすめです。

和室を洋室にリフォームする費用を抑えるコツ3選

和室を洋室にリフォームする2つのデメリット

和室を洋室にリフォームする費用を少しでも安く済ませたいと考えていませんか?

ここでは、和室を洋室にリフォームする費用を抑えるコツを3つ紹介します。

  • 複合フローリングやビニール床材、クロスを選ぶ
  • 依頼する業者の違いを把握しておく
  • 補助金を活用する

シンプルに安い材料を使えば費用は抑えることができるでしょう。

安い材料とはどんなものなのかを詳しく解説します。

補助金を利用できる可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

①複合フローリングやビニール床材、クロスを選ぶ

費用を抑えるには、リーズナブルな複合フローリングを使うと良いでしょう。

複合フローリングとは、複数の合板を張り合わせ、表面に天然材やシートなどを張り合わせたフローリングのことです。

複合フローリングは種類やデザインが豊富で、表面が加工されているものが多く、メンテナンスがしやすいといったメリットがあります。

ビニール床材を貼る方法も費用が抑ることができるのでおすすめです。

表面がビニール素材で耐久性があるので水回りによく使われています。

また、滑り止めや消臭効果もあるので、高齢の方にも良いでしょう。

壁にはクロスと呼ばれるビニール製の壁紙にすると、人気のある珪藻土の壁よりも費用が抑えられます。

②依頼する業者の違いを把握しておく

同じ内容のリフォームでも依頼する業者にとって費用や特徴などが変わります。

業者別で表にまとめたので、ご覧ください。

業者費用アフターフォロー特徴
大手ハウスメーカー高い臨機応変な対応
  • 取り扱いが難しい自然素材をなるべく使わない
工務店やや高い状況や施工内による
  • プラン力に強みがある
  • 木造住宅のリフォームが得意
職人比較的安い職人による
  • 仲介手数料がかからない
  • 職人と直接話し合いができる

大手ハウスメーカーは下請けや孫請けなどの外注業者が絡むため、費用も高くなります。

大手なので信頼性もあり、メンテナンスなどのアフターフォローに力をいれているハウスメーカーが多いです。

工務店は、木造の住宅を数多く建築してきた実績があり、間取り変更などのプランに強みがあります。

メンテナンスなどのサービスは工務店によって違いますが、困ったことがあればすぐに駆けつけてくれるので安心です。

費用を抑えたい人は、直接職人に依頼すると良いでしょう。

直接、職人に依頼すると間にハウスメーカーなどを通さずに頼むことができるので、仲介手数料がかかりません。

③補助金を活用する

③補助金を活用する

和室を洋室にリフォームする際に使える補助金は介護保険制度です。

要介護1~5認定された人が住む自宅をバリアフリーにリフォームする場合は、補助金がもらえます。

補助金の対象となる工事の内容は以下の通りです。

  • 手すりの取付け
  • 段差の解消
  • 滑り止め、床材の変更
  • 引き戸等への扉の取替え

ほかにも自治体によっては、バリアフリーだけでなく、個室のリフォームでも補助金がもらえる場合があります。

地元経済を盛り上げることが目的で、5~10万円程度の補助が受けられる可能があります。

自治体によっては着工前に申請が必要なところもあるため、1度確認をしてみてください。

和室を洋室にリフォームする費用を抑えたいなら火災保険を活用しよう

和室を洋室にリフォームする費用を抑えたいなら火災保険を活用しよう

和室を洋室にリフォームする場合、施工箇所や工事内容によって費用が異なります。

理想のリフォームを行うには、施工後のメリットやデメリットを考慮し、慎重に検討することが大切です。

和室を洋室にリフォームする費用を少しでも抑えたい人も多いでしょう。

火災保険の補償対象として適用されると、リフォームの自己負担金が大きく軽減できる場合があります。

故意的ではなく、うっかり壁や床を壊してしまった場合などに適用されます。

洋室へのリフォームを依頼する前に、火災保険が利用できるか確認してみましょう。火災保険の給付金でリフォーム費用がまかなえるかもしれません。

リフォーム後に申請してしまうと、被害箇所の確認ができないため給付金がもらえない可能性があります。
もし、火災保険申請を自分で行うのに不安があるなら、火災保険申請サポートを利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力をかりるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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