トタン外壁の特徴や種類は?修理の費用相場や安くするポイント、メリットも徹底解説

「トタン外壁の修理をしたいけど、相場はどのくらい?」

と思っている人はいませんか。

この記事では、トタン外壁の種類や特徴、修理費用の相場を徹底解説

トタン外壁の種類を知ることで、修理する上での大切なポイントが分かるので、ぜひ参考にしてください。

自然災害によるトタン外壁の破損には、火災保険が申請できることもあります。

火災保険の申請にお悩みなら、申請サポート業者の利用がおすすめです。

サポート業者経由でプロに調査を依頼すると、申請が可能な場合、築10年以上の物件だと、90%の認定率で平均で100万円近くの給付金が受けられます。

保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。 一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。

さらに、複雑な申請書類の作成から、信頼できる修理費用の見積もり業者の紹介、現地調査まで丸投げすることができます。

また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。

目次

トタンとは錆びにくい亜鉛でメッキされた鋼板のこと

トタンとは錆びにくい亜鉛でメッキされた鋼板のこと

トタンとは薄い鋼板(鉄の板)に、錆びにくい亜鉛でメッキしたものです。

価格が安く、軽量で耐震性に優れた建材として、古くから外壁や屋根などによく使われています。

また、他の建材と比べて継ぎ目が少ないため、耐水性に優れており雨漏りがしにくいです。

しかし、トタン屋根は亜鉛メッキが剥がれてきたり、傷が入ったりすると錆びが発生しやすいです。

そのため、定期的なメンテナンスが必要になります。

トタン外壁修理やリフォームにかかる費用は?

トタン外壁修理やリフォームにかかる費用は?

ここでは、トタン外壁の修理やリフォーム費用の相場、適したタイミングを紹介します。

修理やリフォーム方法は、主に以下の3つです。

  • 塗装する場合
  • 一部分を修理する場合
  • トタン外壁を張り替えリフォームする場合

予想外の出費に慌てないようにするためにも、事前に費用の相場を把握しておくことは大切です。

以下で一つずつ解説するので、ぜひ参考にしてください。

①塗装する場合

住宅の立地環境や素材によって異なりますが、トタン外壁は7~10年に1度は塗装の塗り直しが必要です。

塗装費用は塗料の種類によって異なりますが、30坪程度で約70〜100万円が相場です。

塗料が変色や退色している場合は、防水性能が低下している可能性があります。

錆びや腐食が発生する可能性もあるため、早めに塗り直しをしましょう。

錆びや凹みがある場合や、穴が開いている場合は、張り替えの検討をおすすめします。

②一部分を修理する場合

トタンが1枚だけめくれていたり、部分的に錆びていたりする場合は、破損している部分だけの修理ができます。

張り替え費用の相場は約3,000円〜4,000円/㎡です。

また、足場の設置が必要な場合は、約800円〜1,000円/㎡が別途でかかります。

錆が広範囲に渡っていたり、変形や腐食があったりする場合は破損の危険性もあるため、張り替えリフォームを検討しましょう。

③トタン外壁を張り替えリフォームする場合

③トタン外壁を張り替えリフォームする場合

トタン外壁の張り替えリフォームは、10〜20年に1度は必要です。

費用の相場は、約2,000円~10,000円/㎡程度

外壁の張り替えはトタンではなく、錆びにくい「サイディング材」にするのがおすすめです。

なお、新たに張り替える外壁材の種類によって費用が変わります。

撤去費を含む、トタン外壁の張り替えにかかるリフォーム費用は、以下の通りです。

外壁材の種類相場(1㎡あたり)
既存のトタンと同じトタン約2,000~6,000円
窯業系サイディング約2,000~6,000円
金属系サイディング約3,000~6,000円
樹脂サイディング約5,000~12,000円
木材のサイディング約6,000~10,000円

また、張り替え費用の他に、別途で足場代が約800~1,200円/㎡かかります。

サイディングに張り替えする場合は、シーリング塗装の費用が約5,000~10,000円/㎡必要です。

劣化状況によっては、さらに短いタイミングで張り替えリフォームが必要になることもあります。

遅くても20年を過ぎたら、張り替えリフォームをしましょう。

トタン外壁に使われる5種のトタンを紹介

トタン外壁に使われる5種のトタンを紹介

トタン外壁の種類は、大きく分けて以下の5つがあります。

トタン外壁の種類特徴価格(1㎡あたり)
波トタン価格が安い約700〜1,000円/㎡
角波トタン耐久性が高い約700〜1,300円/㎡
スパンドレルトタン雨漏りがしにくい
強度が高い
約1,500〜1,900円/㎡
リブ波トタン部分補強ができる約900〜1,700円/㎡
プリント鋼板デザインが豊富デザイン、形状による

それぞれの特徴や価格を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

①価格が安く手に入れやすい「波トタン」

波のような形状をしている、昔から使われている代表的なトタンです。

「小波」「大波」の2種類があり、波の大きさと高さに違いがあります。

価格の相場は他のトタンより安く、約700〜1,000円/㎡です。

費用を抑えたい人は波トタンを選びましょう。

しかし、波トタンは厚さが薄く横からの圧力への耐久性が低いため、めくれや剥がれが起こりやすい点には注意が必要です。

②波トタンよりも横からの圧力に強い「角波トタン」

波トタンと同じ波上の形状ですが、横から見ると曲げ部分が角型や山型になっており、平面が多いトタンです。

波トタンよりも横からの圧力の耐久性は高いですが、価格もやや高く、約700〜1,300円/㎡です。

経済的に耐久性を高めたい人は、角波トタンを選びましょう。

③雨漏りしにくく強度に優れる「スパンドレルトタン」

③雨漏りしにくく強度に優れる「スパンドレルトタン」

トタン板を複雑に折り曲げ、固定する釘やビスが見えない形状にしているトタンのことです。

表面に釘やビスが露出していないため、隙間から雨漏りがしにくく、強度にも優れています。

ただし、加工が複雑で手間がかかるため、約1,500〜1,900円/㎡と価格相場は高めです。

雨漏り対策を十分にしておきたい人には、スパンドレルトタンは特におすすめです。

④サイズが小さく部分補強がしやすい「リブ波トタン」

両端が山折り成型されて盛り上がっている、幅約30cmの長細いトタンです。

重ね合わせて施工するため、雨漏りがしにくいです。

また、1枚あたりのサイズが小さいため、一部分が破損した時には部分交換もできます

価格の相場は角波トタンと同じくらいで、約900〜1,700円/㎡です。

⑤おしゃれな色や模様が施された「プリント鋼板」

亜鉛メッキの上に、模様が焼き付け塗装されたトタンです。

クロス調や木目調など、模様の種類が豊富で一見トタンには見えないようなものが多く、家の見た目をおしゃれにしたい人におすすめです。

平面が多い構造のため、耐久性にも優れています。

なお、価格はデザインや形状によって異なります。

トタン外壁の修理やリフォームには火災保険を利用できることも

トタン外壁の修理やリフォームには火災保険を利用できることも

トタン屋根の修理やリフォームには、火災保険を利用できる可能性があります。

火災保険は、その名の通り火災による被害だけに適用されると思われがちですが、台風や強風などの自然災害による被害も補償対象になります。

トタン外壁の傷が補償対象かわからない場合は、火災保険の申請サポート業者に相談しましょう。

複雑な申請書類の作成から、信頼できる修理費用の見積もり業者の紹介、現地調査まで丸投げすることができます。

また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。

トタン外壁のメリット2選

トタン外壁のメリット2選

外壁にトタンを使うメリットは、主に以下の2つです。

  • 耐久性や耐震性が高い
  • 材料費が安い

以下では、それぞれのメリットを詳しく解説します。

①耐久性や耐震性が高い

塗装が剥がれて錆びない限りは、他の外壁材と同じように10~20年使用できる程の耐久性を発揮します。

トタンは外壁材よりも軽く加工した金属板であるにも関わらず、耐震性にも優れています。

定期的なメンテナンスは必要ですが、耐久性と耐震性を両立した外壁材と言えるでしょう。

②材料費が安い

トタン外壁の大きなメリットは価格の安さです。

撤去費を含めても2,000円/㎡~と、金属系サイディングよりも安い値段で施工できます。

材料だけなら約700円/㎡~と、DIYする場合にも気軽に使えるでしょう。

また、取り扱いが簡単なので他の外壁材と比べて工事期間が短く、予算の節約にもつながります。

トタン外壁のデメリット2選

トタン外壁のデメリット2選

トタンには上記のようなメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 夏に室内温度が高くなる
  • 塗料が剥がれると錆びやすくなる

以下では、それぞれ詳しく解説します。

デメリットもしっかりと把握して、あなたの使用目的に合った外壁材を選びましょう。

①夏に室内温度が高くなる

トタンは鉄の板であるため、熱が伝わりやすい性質を持ちます。

直射日光を浴び続けることで、夏場には表面温度が高温になり、室内の温度も高くなります。

しかし、遮熱塗料を使えば表面温度の上昇を抑えることが可能です。

少し費用は上がりますが、夏の暑さが気になる場合は遮熱塗料で塗装してもらうことをおすすめします。

②塗料が剥がれると錆びやすくなる

トタンは表面の塗料が剥がれると錆びやすいのがデメリットです。

亜鉛コーティングによる錆び止めがあるとはいえ、直接水に触れるとたちまち錆びの原因になります。

表面の劣化や傷が元で起こるものなので、定期的な塗りなおしを行うことで対策できます。

もしも錆びてしまった場合でも、小さなものであれば錆び還元剤を使って進行を防ぐことも可能です。

トタンを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが重要と言えるでしょう。

トタン外壁の修理やリフォーム費用を安くするポイント2選

トタン外壁の修理やリフォーム費用を安くするポイント2選

トタン外壁の修理やリフォーム費用を安くする方法は、以下の2点です。

  • 相見積もりをする
  • DIYせず専門業者にリフォームを依頼する

トタン外壁をできる限り安く修理、リフォームするためにぜひ知っておいてください。

以下で、それぞれ詳しく解説します。

①相見積もりをする

トタン外壁の修理やリフォームを安く済ませるには、複数の業者に相見積りをすることが重要です。

複数の見積りを比較することで、費用相場や業者の特徴など、さまざまなことを知ることができます。

ただし、相見積りを1社ずつ行うと時間と手間がかかります。

そんなときに便利なのが、一括見積りサービスです。

トタン外壁の修理やリフォームを得意とする会社の見積りを一括で表示してくれるので、安心して比較検討することができます。

②DIYせず専門業者にリフォームを依頼する

トタン外壁の修理やリフォームは、DIYで行う方が安くできると思われがちですが、一概にそうとは言えません。

材料費であるトタンの料金に加えて、足場のレンタルや道具の購入費用がかかるからです。

また、素人が施工すると想定以上に時間がかかることもあり、足場の延滞料金が発生する可能性も。

仕上がりのクオリティに不安が残ることもあるので、施工後のことを考えても、専門業者に依頼することをおすすめします。

まとめ:トタン外壁の修理やリフォームをする際は火災保険を利用しよう

まとめ:トタン外壁の修理やリフォームをする際は火災保険を利用しよう

トタンは安くて、耐久性や耐震性のある外壁材です。

塗り直しなどの定期的なメンテナンスを怠らなければ、他の外壁材と同じように10~20年使用できます。

熱が伝わりやすく、室内の温度を上げてしまうデメリットはありますが、遮熱塗料を使えば対策可能です。

トタンには大きく分けて5つの種類があり、それぞれが違う特徴を持つため、状況によって使い分けるようにしましょう。

DIYで施工するよりも業者に頼む方が安くなることがあるので、しっかりと要望を伝えて、業者に依頼してください。

トタン外壁の破損でお困りの場合は、費用無料で完全成果報酬型の火災保険申請サポートを選ぶとよいでしょう。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、不払い認定されたり、見落としや間違いが発生する可能性があります。

台風の被害を含め、家全体の破損箇所の調査見積もりから、書類作成のアドバイスまでトータルで手厚くサポートします。
費用については完全成功報酬型のため、申請しても万が一給付金が得られなければ、一切費用がかからないのでリスクなく依頼できます。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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