火災保険で玄関タイルのひび割れは修理できる?火災保険申請の流れも解説

「玄関タイルにひび割れができてしまったけど、火災保険で修理できるのかな?火災保険の申請方法も知りたい」この記事を読んでいる方は、このようなお悩みがあるのではないでしょうか。

火災保険を利用すれば、玄関タイルのひび割れを修理できる場合があります。ただし、適用される条件がいくつかあるので注意が必要です。

この記事では、火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる条件や、火災保険の申請方法について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

目次

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる!

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる!

火災保険で玄関タイルのひび割れを修理することは可能です。玄関タイルのひび割れは、台風などの強風によって飛来物がぶつかった際に発生しやすい被害のひとつです。強風で飛ばされた物が玄関タイルに衝突し、ひび割れが生じたような場合は、火災保険の補償対象となります。

また、玄関タイルのひび割れは、物を落として衝撃を与えてしまった際にも発生します。例えば、重い荷物を運んでいる際に誤って玄関タイルの上に落としてしまい、ひび割れが生じた場合なども、火災保険で補償されます。

ただし、玄関タイルのあらゆる被害が火災保険の補償対象となるわけではありません。火災保険を利用して玄関タイルのひび割れを修理するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる条件

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる条件

玄関タイルのひび割れを火災保険で修理するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。ここでは、主な条件について説明します。

不測かつ突発的な事故による損害

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できる条件の1つは、玄関タイルのひび割れが「不測かつ突発的な事故」によって生じた損害であることです。

予期せずに発生した事故が原因であり、故意に損害を与えたのではないことが重要なポイントです。日常の使用によるタイルの劣化や、意図的に損害を与えた場合は、火災保険の対象外となってしまいます。

損害発生から3年以内の場合

火災保険を適用するためのもう1つの条件は、損害が発生してから3年以内に保険会社に連絡をすることです。多くの火災保険では、損害発生から3年を経過すると保険金を請求できなくなる場合が多いです。

そのため、玄関タイルにひび割れが生じた場合は、できるだけ速やかに保険金請求の手続きを進めましょう。

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できない条件

火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できない条件

火災保険を利用すれば、玄関タイルのひび割れを修理できる場合がありますが、一方で保険の適用外となる条件もあります。ここでは、火災保険で玄関タイルのひび割れが修理できない主な条件について説明します。

故意に破損させてしまった

故意に玄関タイルを破損させてしまった場合は、火災保険は適用されません。例えば、以下のようなケースの場合です。

  • 怒りに任せてタイルを蹴ってひびが入った
  • わざと重い物を落としてタイルを割った

保険金の不正受給を防ぐため、保険会社は故意による損害を補償の対象外としています。故意による破損であることが発覚した場合、保険金の支払いを拒否されるだけでなく、法的な責任を問われる可能性もあります。

経年劣化が原因

玄関タイルのひび割れが経年劣化によって生じた場合も、火災保険の適用外となります。タイルは年月の経過とともに劣化し、ひび割れが発生しやすくなります。これは自然な老朽化であり、突発的な事故とは異なります。

火災保険は、不測かつ突発的な事故によって生じた損害を補償するものであり、経年劣化は保険の対象外となります。そのため、玄関タイルの劣化が原因のひび割れは、火災保険では修理できません。

火災保険で修理できる被害とは?

火災保険で修理できる被害とは?

火災保険は、その名称から火災による損害のみを補償するイメージがありますが、実際には火災以外の様々な被害も補償の対象となります。ここでは、火災保険で修理できる主な被害について説明します。

自然災害による被害

自然災害によって生じた損害も火災保険で修理が可能です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 風災
  • 雪災・ひょう災
  • 落雷
  • 洪水・集中豪雨・土砂崩れ

これらの自然災害が原因で発生した住宅の損傷が補償の対象となります。なお、地震による損害を補償するためには、別途「地震保険」に加入する必要があるため注意が必要です。

汚損・破損による損害

汚損・破損による損害も火災保険が適用されます。これは、突発的な事故によって住宅が汚れたり、壊れたりした場合を指します。

具体的には、以下のようなケースが考えられます。

  • 誤って家具を落としてしまい、床が凹んでしまった
  • 子供が部屋で遊んでいて窓ガラスを割ってしまった

ただし、これらの損害で火災保険を適用するためには、「不測かつ突発的な事故」が保証範囲内に入っている場合であるため、契約内容を確認しておきましょう。

火災保険申請の流れ

火災保険申請の流れ

ここでは、火災保険申請の流れについて説明します。保険会社によっても異なる場合もありますが、一般的な申請の流れは以下の通りです。

  1. 損害状況の確認と記録をする
  2. 保険会社に連絡をする
  3. 必要書類を準備する
  4. 修理業者を手配する
  5. 保険金請求書を提出する

それぞれ詳しく説明します。

損害状況の確認と記録をする

まずは、損害状況の確認と記録を行います。損害がいつ、どのように発生したのかを明確にし、写真や動画で記録しておきましょう。損害の範囲や程度を詳細に記録することで、保険金請求がスムーズになります。

原因が不明な場合は、専門家に調査を依頼することも検討しましょう。損害状況の正確な把握は、保険金請求の成否に大きく影響します。

保険会社に連絡をする

損害状況を確認・記録したら、加入している火災保険の保険会社に連絡をします。通常、保険証券に記載された連絡先に電話をするか、インターネット上の専用フォームから連絡を取ります。

保険会社に連絡する際は、保険証券番号、住所、氏名、損害発生日時、損害状況などの情報を伝えます。また、保険金請求に必要な書類についても確認しておきましょう。

必要書類を準備する

保険会社から指定された必要書類を準備します。一般的に必要となる書類は、以下のようなものです。

  • 保険金請求書
  • 損害状況の報告書
  • 修理見積書
  • 罹災証明書(自然災害の場合)
  • 身分証明書のコピー
  • 保険証券のコピー

保険会社によって必要書類が異なる場合があるので、指示に従って書類を揃えましょう。

修理業者を手配する

修理業者を手配する

保険会社から保険金が支払われることが確定したら、修理業者を手配します。保険会社が提携する修理業者を紹介してくれる場合もありますが、自分で信頼できる業者を探すこともできます。

修理業者に損害状況を説明し、見積もりを依頼します。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

保険金請求書を提出する

修理が完了したら、保険金請求書を提出します。保険金請求書には、修理費用の領収書や修理完了を証明する書類を添付する必要があります。

保険会社が保険金請求を承認すると、指定の口座に保険金が振り込まれます。振込までの期間は保険会社によって異なります。

まとめ

まとめ

火災保険を利用すれば、玄関タイルのひび割れを修理できる場合があります。具体的な条件は以下の通りです。

  • 不測かつ突発的な事故による損害
  • 損害発生から3年以内

これらの条件が当てはまる場合には、補償が適用され修理費用を抑えることができるでしょう。

ただし、火災保険申請はとても複雑で時間のかかる手続きです。専門知識がない方が個人で申請をするには、困難な作業となるでしょう。そのため、火災保険申請をする際には、専門家にサポートを依頼するのがおすすめです。

修復ナビでは、住宅に関する火災保険の申請をサポートするサービスを提供しています。具体的には、以下のようなサポートを実施しています。

  • 自分は気づかない損害箇所の発見
  • 損害箇所の写真撮影や事故内容の報告書作成
  • 申請に必要な書類作成
  • 提出書類作成のサポート

料金体系は完全報酬型のため、万が一、保険金の受け取りができなかった場合には、一切費用がかからないシステムとなっています。そのため、リスクを負うことなく安心して利用できます。

メールやLINEで無料相談も承っており簡単に質問できますので、気になる箇所がある方はぜひお気軽にご相談ください。

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