あなたは、ガラスブロックのある家にどんなイメージがありますか?
「おしゃれなデザインが素敵」
「透明感があって綺麗!」
こんな風に良い印象があって、マイホームに取り入れたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、おしゃれなだけで実際に住む際に不便な点があったら嫌ですよね。
この記事は、ガラスブロックのメリット・デメリットや施工例を紹介します。
ガラスブロックの特徴を知って、マイホームに採用するかぜひ検討してみてください。
ガラスブロックの設置費用を抑えたい方は、火災保険を活用するとよいでしょう。
火災保険を最大限に活用したい方は、申請サポート業者を利用しましょう。
申請サポート業者に相談すると、家の損傷箇所が火災保険の申請対象となるか、専門家が調査してくれます。
受け取った給付金は自由に使えるので、ガラスブロックの設置費用に充てることも可能です。
1.そもそもガラスブロックとは何?
ガラスブロックとは、内部が空洞になった中空構造のキューブ型ガラスのことです。
ガラスブロック同士を繋げてパネル状にすれば、壁や採光窓が作れます。
また、壁や塀などに部分的にはめこんで、装飾として用いることもできますよ。
無色透明からカラフルなものまで、バリエーション豊かな色合いも特長の1つです。
さらに、LEDを組み込んで発光させられるので、家をイルミーションで飾るときにも活躍するでしょう。
つまり、ガラスブロックはデザインのアレンジがしやすく、おしゃれな家づくりに向いた素材と言えるわけです。
ですが、「綺麗なだけで、不便だったら嫌だ」と思う人もいるでしょう。
ガラスブロックには、実際に住む上でのメリットもあるのでしょうか?
2.ガラスブロックは優れもの!3つのメリット
ガラスブロックは、おしゃれな家づくりに向いています。
しかし、実用的なメリットがないとマイホームに採用するか悩みますよね。
ここでは、ガラスブロックの実用的なメリットを3つ紹介します。
- 採光と目隠し効果がある
- 断熱性・防音性に優れる
- サイズや寸法を選べて施工しやすい
1つずつ見ていきましょう。
メリット1.採光と目隠し効果がある
1つ目のメリットは、採光と目隠し効果を兼ねていること。
ガラスブロックは透明なため、自然光や照明などを透過して家全体を明るくできます。
窓の代わりに壁の一面をガラスブロックにしたり、室内の間仕切りに使ったりすれば、家中に光を通してくれるでしょう。
「透明だと家の中が丸見えにならないの?」
と不安に思う人もいるのではないでしょうか。
半透明や特殊加工されたガラスブロックなら、外から家の中を覗き見ることはできません。
ガラスブロックは採光と目隠し効果を両立できるので、防犯面でも安心できますね。
メリット2.断熱性・防音性に優れる
ガラスブロックは、断熱性や防音性など、快適に住む上で欠かせない点もクリアしています。
ガラスブロックの内部は空洞ですが、ほぼ真空状態です。
そのため、空気を通して伝わる熱や音を遮ります。
たとえば寝室の窓に使えば、室内の温もりを逃さず、外の音を遮るので快適に眠れるでしょう。
このようにガラスブロックは、冬場の寒さに悩む人や防音効果を望む人にもおすすめできる素材です。
メリット3.サイズや寸法を選べて施工しやすい
ガラスブロックは1個ずつ組み合わせて施工するので、理想のデザインに柔軟に対応できます。
サイズも種類も豊富で、どんな場所にも施工しやすいでしょう。
たとえば、壁の一部や窓をリフォームする場合などでも、後から追加ができます。
また、頑丈な上に溶着されて簡単には壊れないため、床にはめこむことも可能です。
デザインに合わせて施工しやすいので、おしゃれな家を追求する人には理想の素材ではないでしょうか。
ここまで、ガラスブロックの3つのメリットを紹介しました。
ここまでのお話だと、ガラスプロックは素晴らしい素材のように感じますよね。
ですが、そんなガラスブロックにもデメリットはあります。
3.知っておきたい!ガラスブロックの2つのデメリット
ガラスブロックも他の建築材料と同様に、メリットがあればデメリットもあります。
ガラスブロックのデメリットは以下の2つです。
- 材料費・施工価格が高い
- 重い
きちんとデメリットを把握した上で、マイホームに使うか判断しましょう。
デメリット1.材料費・施工価格が高い
ガラスブロックのデメリット1つ目は、価格の高さです。
ガラスブロックの値段は幅がありますが、中には1個3000円するものもあり、材料費が高くつきます。
さらに、施工には高度な技術がいるため、施工費用もかかることに。
具体的な価格は設置場所や規模によって変動するので、施工業者に見積もりを出してもらいましょう。
施工業者に見積もり依頼する際は、まずはガラスブロックの設置場所を決めます。
その上でどれくらいの規模を考えているか相談して、具体的な価格を算出してもらってください。
たとえ予算オーバーしていても、設置面積を減らしたり、部分的な飾りにしたりすると予算内に収まるかもしれません。
デメリット2.積み重ねることで重くなる
ガラスブロックの重量も、デメリットと言えます。
1個だけでも重いガラスブロックを積み上げていくので、かなりの重さになります。
そのため、ガラスブロックを採り入れるには建物に強度が必要です。
なので、古い建物をリフォームする場合などでは、ガラスブロックは向いていません。
新築に採用するなら問題ありませんが、リフォームやDIYで使いたいなら、ガラスブロックの重さや建物の強度も考慮しましょう。
以上2つがガラスブロックのデメリットでした。
メリットとデメリットを知った上で、ガラスブロックを採り入れると決めた人もいるはず。
では、実際に施工するにはどんな方法があるのでしょうか?
4.どうやればいいの?ガラスブロックを施工する方法
実用性に優れて、おしゃれな家づくりもできるガラスブロック。
価格や重量のデメリットを考慮しても、使ってみたいと思う人は多いのではないでしょうか?
そんなガラスブロックの施工方法は、2つあります。
- 施工業者に依頼
- DIYする
それぞれ解説していきます。
(1)施工業者に依頼
広範囲の施工なら業者に依頼しましょう。
ガラスブロックは、1個ずつ積み上げていくので施工が難しく、広範囲になっていくほどプロの技術が必要になります。
作業の安全性や仕上がりの耐久面などからも、プロに任せるのがおすすめです。
施工業者を探す際は「東京 ガラスブロック」のように、お住いの地域で検索してみてください。
自分の住んでいる地域に対応している業者が見つかりますよ。
また、施工業者に依頼するときは費用が気になりますよね。
結論から言うと、設置場所や規模、業者によって費用は異なります。
廊下の壁のリフォームで約10万円、外構のリフォームで約90万円など、価格に差があります。
多くの施工業者のHPでは、見積もりの相談をしてから料金がわかるので、具体的な金額は明示されていません。
ですので、まずは複数の業者に見積もりを依頼しましょう。
各社の見積もりを比較すれば、適正価格がわかります。
ガラスブロックで壁を作るなど広範囲に敷き詰める場合は、多くの施工業者に見積もり依頼をしてみてください。
(2)DIYする
部分的にガラスブロックを取り入れたいなら、DIYも可能です。
飾りのために少しだけしか使わない場合、業者に頼むと割高になります。
ガラスブロックはDIYキットが販売されているので作業しやすく、業者に依頼するよりも安価に済ませられるでしょう。
キットの中には、ガラスブロックが元からパネル状につながっているものもあるので、施工しやすくなっています。
DIYキットは通販で購入可能で、1×4のパネル型でおよそ12,000円で購入可能です。
インテリアとして飾るなら、1個およそ1,800円で販売しているカラーブロックもおすすめ。
キッチンの目隠しや地面のアプローチなど、部分的に使いたい場合はDIYも選択肢に入れてみてください。
ガラスブロックの施工方法は以上の通りです。
あなたのガラスブロックの用途に合わせて、施工方法を選んでくださいね。
ここまで読んで「じゃあ、とりあえず業者さんに施工依頼すれば良いんだね!」と考えている人もいるかもしれません。
ちょっと待ってください!
ガラスブロックには、扱う上で注意すべきポイントがあるのです。
5.気をつけて!ガラスブロックを施工する上での2つの注意点
「塀に全面的にガラスブロックを入れたい!」と思う人は業者に依頼を。
「インテリアでガラスブロックを飾ろうかな?」という場合はDIYもおすすめです。
しかし、どちらの施工方法でも、実際に施工する前に知っておいてほしい点が。
ここではガラスブロックを施工する上で、注意したいポイントを2つお話しします。
- 施工を依頼するなら早めに
- メンテナンスを忘れずに
いずれも大切な注意点ですので、参考にしてみてください。
注意点1.施工を依頼するなら早めに
ガラスブロックの施工を業者に依頼するときは、早めにお願いしましょう。
なぜなら、ガラスブロックの施工ができる業者は少ないからです。
「何月までに完成させたい」と計画を立てても、業者の予定が埋まっていて施工できないかもしれません。
既にお話しした施工費用と同じように、ガラスブロックの施工期間やタイミングは業者によって異なります。
もしあなたがマイホームを建てる予定やリフォームの予定があるなら、計画段階でガラスブロックの業者に相談しましょう。
あらかじめ、どれくらいの期間が掛かるのかを聞いた上で、スケジュールにガラスブロックの施工を盛り込んでください。
そうすれば、施工が間に合わないといったことは避けられるはず。
むしろ、マイホームの新築やリフォームの実施スケジュールを共有することで、最適な施工タイミングを提案してくれるでしょう。
ですので、ガラスブロックを採り入れると決めたら、早めに業者探しをしましょう。
注意点2.メンテナンスを忘れずに
ガラスブロックのメンテナンスも大切です。
ガラスブロックも他の建築材料と同じく、経年劣化します。
中でも、ガラスブロック同士を密着させる目地は劣化しやすい傾向に。
目地が劣化すると隙間ができて、雨漏や風化の原因になります。
さらには、ガラスブロックそのものが割れることも。
綺麗に仕上げたガラスブロックが崩れてしまうのは、嫌ですよね。
目地が古くなってきたり、ガラスブロックにひびが入ったりしたらメンテナンスのタイミングです。
自分で補修するのは難しいので、プロに依頼して直してもらいましょう。
以上2つの注意点を守って、ガラスブロックをマイホームに活用してみてください。
6.イメージが知りたい!ガラスブロックの施工例を4つ紹介
ここまでのお話で、ガラスブロックの施工までのイメージはできたかと思います。
しかし、肝心の施工後のイメージが思い浮かばない人もいるのではないでしょうか。
そんな人に向けて、ガラスブロックのおしゃれな施工例を4つ紹介します。
- 玄関・階段
- リビング・キッチン
- トイレ・浴室
- エクステリア(門扉・塀・アプローチ)
ここで紹介するデザインを参考に、ガラスブロックの取り入れ方をイメージしてみましょう。
施工例1.玄関・階段
出典:ナサホーム
玄関扉にガラスブロックの窓を作ったり、壁にスリット状に設置したりすると、採光して明るい玄関を作れます。
ガラスブロックなら外から中を覗かれることはないので、玄関に窓があっても安心ですね。
暗くなりがちな階段の壁にガラスブロックを使うことで、自然に明るい空間にできるわけです。
施工例2.リビング・キッチン
出典:SUVACO
作業台の側面を全面ガラスブロックにして、透明感あふれるキッチンに。
リビングのパーティションをガラスブロックにすれば、隣接する部屋にも光を運べます。
他にはないオリジナリティのあるキッチンは、お友達がきたときの話題に種にもなるのかもしれません。
施工例3.トイレ・浴室
引用:アーネストアーキテクツ
トイレや浴室など、開閉式の窓を採用しづらい箇所にもおすすめ。
半透明や特殊加工のガラスブロックなら、プライバシーを守れます。
光を浴びながら気持ちよくお風呂に浸かりたい人には、ガラスブロックはうってつけの素材でしょう。
施工例4.エクステリア(門扉・塀・アプローチ)
門扉や塀にガラスブロックを使ってアクセント作り。
地面のアプローチに埋め込めば、洗練されたお家になります。
最初に目に入る玄関や塀をおしゃれにして、客人をもてなしましょう。
4つの施工例を紹介しましたが、ガラスブロックの使い方はまだまだたくさんあります。
さまざまなデザインを検討して、あなたにぴったりな使い方を見つけてくださいね。
7.ガラスブロックで家をおしゃれに彩ろう
ここまで紹介してきた通り、ガラスブロックを使えばおしゃれな家づくりができます。
光を取り入れて明るい空間にできるのはもちろん、デザインやカラーバリエーションの豊富さから、あなたオリジナルの素敵な空間を作れます。
「壁にランダムにはめこんでみようかな?」
「玄関の窓にして、透明のブロックの中にカラーブロックを入れてみよう」
こんな風に考えるだけでも、たくさんのアイディアが浮かんできますよね。
確かにガラスブロックには、価格や重量、注意点など気にすることはあります。
それでも、他にはないあなた独自の家を造れることは、ガラスブロックの大きな魅力ではないでしょうか。
ガラスブロックを活用して、あなただけのおしゃれな家を造りましょう。
まとめ:ガラスブロックを活用して採光良い住宅に!
ここまでガラスブロックについてお話ししました。
紹介した通り、ガラスブロックには以下の特徴があります。
- おしゃれなだけでなく、実用性にも優れている
- 材料費・施工費が高い
- 広範囲に設置するなら業者に依頼、飾りならDIYも可能
ガラスブロックにはデメリットもありますが、上手く活用できれば光あふれる家に変えてくれます。
ガラスブロックを検討している人は、この記事を参考にぜひ素敵な家造りをしてくださいね。
ガラスブロックの設置費用を抑えたい方は、火災保険を活用するとよいでしょう。
受け取った給付金は自由に使えるので、ガラスブロックの設置費用に充てることも可能です。
もし、ガラスブロックの設置で火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。
「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。
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