「シャッターが壊れたけど火災保険で補償されるの?」
「火災保険を申請するときのポイントが知りたい」
と考えていませんか?
火災保険に加入しているものの、シャッターが補償対象になるのか、どのように申請すればいいか迷う人も少なくないでしょう。
この記事では、補償可能な事例や申請時のポイントについて徹底解説。
補償されないケースやシャッターの修理費用についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
火災保険の使用を検討している方は、申請サポート業者の利用がおすすめです。
保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。 一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。
さらに、複雑な申請書類の作成から、信頼できる修理費用の見積もり業者の紹介、現地調査まで丸投げすることができます。 また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
シャッターや雨戸修理に火災保険を使える事例5選
シャッターや雨戸の修理には火災保険が適用できることがあります。
建物の一部と見なされるので、火災保険の対象を「建物のみ」か「建物と家財」にしている場合は補償が可能です。
まずは、それぞれの修理に火災保険が適用される事例について、以下の5つを紹介します。
- 台風などの強風によりシャッターが破損した場合
- 火災によりシャッターが焦げた場合
- ボールが当たってシャッターが破損した場合
- 車をぶつけたことによりシャッターを壊した場合
- 空き巣の被害によりシャッターを壊された場合
以下でそれぞれの事例について詳しく解説します。
①台風などの強風によりシャッターが破損した場合
台風などの強風でシャッターが破損した場合は、火災保険で補償されます。
火災保険の「風災・ひょう災・雪災」補償が適用されるプランに加入していることが条件です。
強風だけでなく、強風が原因による飛来物で破損した場合も対象になることがあります。
ただし、シャッターが住居から離れている場合は対象外になることもあるので、必ず保険会社に確認しましょう。
日本には毎年多くの台風が上陸するので、万が一補償対象外の場合は付けておくことがおすすめです。
②火災によりシャッターが黒焦げになった場合
火災や放火などによりシャッターが黒焦げになった場合は、火災保険の「火災」補償の対象になるので、保険金を受け取ることができます。
しかし、シャッターの一部が少し焦げただけの場合や、シャッターとしての機能を果たしている場合は対象外になることもあるので要注意です。
③ボールが当たってシャッターが破損した場合
子供たちがボール遊びをしていて破損した場合も、火災保険の対象です。
「不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」の補償が該当する契約の場合に、保険金が支払われます。
この補償は、事前に防ぐことのできない不意の事故により被害を受けた際の補償です。
ただし、わざと壊した場合や傷が小さい場合、他人の家のシャッターを壊した場合は対象外になります。
家庭に遊び盛りの子供がいる場合は加入を検討しましょう。
④車をぶつけたことによりシャッターを壊した場合
車庫入れを失敗してシャッターを壊してしまった場合も、火災保険で補償される可能性があります。
「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など」の補償対象となるプランであれば、保険金を受け取れます。
ただし、火災保険は車の修理には適用されません。
該当する保険は自動車保険なので、車を運転する機会が多く心配な人は、火災保険だけでなく自動車保険にも加入しておきましょう。
⑤空き巣の被害によりシャッターを壊された場合
空き巣による被害でシャッターを壊された場合は、火災保険の補償を受けることができます。
契約内容に盗難の補償がついていることが条件ですが、窃盗や強盗自体が未遂であっても破損したなら補償対象です。
住宅などに侵入して行われる窃盗事件は、近年において減少傾向であるとは言え、1日に約126件も発生しています。
シャッターを含む敷地内の所有物に対する被害に備えるためにも、契約内容に盗難が含まれているか確認しておくといいでしょう。
シャッター修理に火災保険を使う際のポイント2選
シャッターの修理に火災保険を利用するなら以下のポイントを押さえておきましょう。
- 修理完了後でも申請できる
- スムーズに申請するには火災保険の申請サポート業者に相談
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
①修理完了後でも申請できる
火災保険は被害箇所の修理が終わった後でも申請できます。
契約内容や被害状況によって必要書類などが異なる場合もありますが、以下の書類があれば概ね請求することが可能です。
- 被害箇所の修理前・後の写真
- 罹災証明書
- 工事業者の見積もり
修理完了後でも請求できるとは言え、なるべく早く申請するようにしましょう。
火災保険の請求期限が3年と決まっている上、修理から時が立つほど保険会社から違法行為の疑いを持たれる可能性が上がるからです。
②スムーズに申請するには火災保険の申請サポート業者に相談しよう
先述にあるように、火災保険は契約内容や被害状況によって申請に必要な書類など細部に違いがあります。
火災保険の申請には建築や保険の専門知識が必要なので、申請サポート業者への相談がおすすめです。
火災保険を申請するためには報告書や見積書などの書類を用意します。通常は工務店などの調査業者に依頼して、現地調査と書類の作成を行う必要があります。
現地調査を依頼する前に、保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しているところもあります。信頼できる調査業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみましょう。
シャッター修理が火災保険で補償されない事例3選
以下の3つの事例では、シャッターの修理が火災保険で補償されません。
- 経年劣化によって破損した場合
- 不測かつ突発的な事故でない場合
- 損害額が免責金額以下の場合
それぞれの事例について詳しく解説します。
①経年劣化によって破損した場合
経年劣化によるシャッターの破損は、火災保険の補償対象ではありません。
塗装が剥げたり、金属部分が錆びたりなど、異常が目に見える形で現れて不具合が予測しやすいためです。
経年劣化は家のあらゆる部分に対して起こり、特定の災害に遭わなくても徐々にダメージは蓄積されます。
劣化している部分が破損してしまう前に、しっかりとメンテナンスすることを心がけましょう。
壊れてしまってからだと、想像以上の費用が必要になることもあるからです。
②不測かつ突発的な事故でない場合
シャッターの破損原因が、自然災害などの予想できない事故ではない場合は補償の対象になりません。
具体的には以下のような例が挙げられます。
- 喧嘩中に投げた物がシャッターを傷つけた
- 苛立ってシャッターを蹴るなどして傷つけた
- 買い替えたくて故意に破損させた
感情に任せた行動や、明らかに傷が付くと予想できる行動によって起きた破損は自己負担で修理しなければなりません。
シャッター以外にも言えることなので、気を付けておきましょう。
③損害額が免責金額以下の場合
損害額が免責金額以下だった場合も、保険金を受け取ることはできません。
免責金額とは、火災保険が適用される事故があった際に加入者側が負担する金額のことです。
たとえば、免責金額が3万円で損害額が10万円だった場合には、7万円の保険金を受け取れます。
したがって損害額が免責金額以下の場合、修理費用は全て加入者負担ということです。
免責金額は0円から数十万円など保険会社によって異なります。
一般的に免責金額が大きいほど支払う保険料は安くなります。
自分が加入している火災保険の免責金額がいくらか確認しておきましょう。
シャッターを修理する際にかかる費用は?
シャッターの修理にはどれぐらいの費用がかかるか、わからない人もいることでしょう。
以下では、シャッターの種類や部位ごとに修理費用の相場を解説します。
- シャッターのカギの修理費用
- 窓シャッターの修理費用
- ガレージにある手動シャッターの修理費用
- ガレージにある電動シャッターの修理費用
1つずつ解説するので、費用を用意する際の参考にしてください。
シャッターのカギの修理費用
シャッターの鍵を業者に交換してもらう場合の費用は約1〜2万円です。
なお、シャッターの鍵はDIYでも交換でき、ホームセンターなどで部品を調達することもできます。
シャッターの鍵はシンプルなものでは防犯上不安が大きいため、交換する際はよりピッキングされにくいディンプルキーに取り替えるのがおすすめです。
窓シャッターの修理費用
窓シャッターの修理には約10〜15万円かかります。
上記はシャッターを交換する場合の費用相場です。
せっかく交換するなら、多少費用をかけて遮音性や防犯性の高いものに取り替えるのも良いでしょう。
修理費用を抑えたい場合は、塗り替えという選択肢もあります。
屋根や外壁の塗装と同時に行えばさらに安くできるので、予算や劣化具合を加味して検討してみてください。
なお、2階にある窓シャッターを修理する際には足場の設置が必要です。
足場の費用は3万円〜なので、足場の費用が必要なことも覚えておきましょう。
ガレージにある手動シャッターの修理費用
ガレージにある手動シャッターの修理費用は10〜25万円程度です。
シャッタースラットの状態によっては修理ではなく交換が必要な場合があります。
また、スラットの枚数が増えればその分費用も高くなります。
なお、手動シャッターから電動シャッターへ取り替えることも可能です。
その際には手動シャッターへの取り替えよりも費用がかかる点と、必ずしも取り替えができるわけではないことを覚えておきましょう。
ガレージにある電動シャッターの修理費用
ガレージにある電動シャッターの修理費用は、25〜70万円程度かかります。
電動シャッターはモーターがある分、手動のものより高額です。
スラットの枚数によって費用が変わる点は手動シャッターと同様です。
手動シャッターから電動シャッターへ取り替える際は、もともとある部品を一部取り替えるなどすれば費用を抑えられます。
ただし、その際はシャッターが開閉する音が大きくなりやすいので注意しましょう。
まとめ:シャッターや雨戸の修理にも火災保険を活用しよう
不慮の事故や災害でシャッターが故障した場合には、火災保険が使える可能性があります。
逆に、経年劣化や故意に破損させた場合、損害額が免責金額以下の場合は適用できないので注意しましょう。
シャッターの修理費用は、鍵交換を除き10万円以上する場合がほとんどです。
火災保険を使ってシャッターを修理したい場合は、3年以内に手続きを行うことが大切です。
もし、シャッターの修理で火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。
「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。
気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。