家が格段におしゃれになる?リビング階段のメリット・デメリットやおすすめの間取りも紹介

今回の記事では、リビング階段の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。

リビング階段は何よりおしゃれさを演出できるリビングの構造。

特に吹き抜けの家との相性がよく、吹き抜けとリビング階段を同時に備え付けた家のタイプがあります。

しかし、「リビング階段はなんとなくおしゃれだから」などの安易な考えでリフォームすることはおすすめしません。

なぜなら、リビング階段にはメリットとデメリットがあり、それを知らずにリフォームしてしまうと後悔する可能性があるからです。

家のリフォームはまとまった予算が必要になるので、失敗は絶対に避けたいもの。

この記事を読めば、自宅にリビング階段を導入するかどうかを判断することができるようになります。

本記事では、おすすめのリビング階段の間取りやおしゃれなリビング階段についても紹介しています。

ぜひ、参考にしてください。

なお、リビング階段のリフォーム費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

目次

リビング階段(リビングイン階段)ってなに?

リビング階段(リビングイン階段)ってなに?

まずは、リビング階段とは何か紹介します。

リビング階段とは、その名の通りリビング内に階段が設置されたリビングの構造のこと。

意味は同じですが、「リビングイン階段」と呼ばれることもあります。

リビング階段のメリット

リビング階段のメリット

ここからは、リビング階段のメリットについて紹介していきます。

リビング階段に対する何となくのイメージを、ここで鮮明なイメージに変えましょう。

メリットを知ることで、よりリビング階段にリフォームしたくなるかもしれません。

それでは、リビング階段のメリットについて3つ紹介していきます。

リビング階段のメリットその1:部屋がおしゃれになる

リビング階段の大きなメリットは、何よりおしゃれ感を演出できるということ。

殺風景な部屋でも、リビング階段があるだけでおしゃれに見えます。

また、リビング階段を採用することで、階段が開けたスペースに存在し階段が明るくなります。

リビング階段のメリットその2:吹き抜けとの相性が抜群

自宅のリビングが吹き抜けの方には、リビング階段はかなりおすすめです。

リビング階段は吹き抜けとの相性が抜群。

吹き抜けは開放感を演出する効果があり、リビング階段は開放感を更に増幅させます。

開放感があるリビングは、安心感が強くリラックスできる空間になるので、自宅が吹き抜けの方はぜひ検討してみてください。

リビング階段のメリットその3:家族とのコミュニケーションが増える

リビング階段は上の階に登るたびに、リビングを通る必要があります。

そのため、家族で顔を合わせる機会が増え、自然とコミュニケーションが生まれるということもメリットの1つ。

上の階からリビングへの声かけもしやすく、急に家族に来て欲しいような時があれば、すぐ呼ぶこともできます。

家族とのコミュニケーションを求めるならば、導入を考えてもいいかもしれません。

リビング階段のデメリット

リビング階段のデメリット

ここからは、リビング階段のデメリットについて紹介していきます。

メリットがあれば、もちろんデメリットもそれなりについてくるもの。

デメリットについて知っておかないと、リフォームした後に後悔するかもしれません。

なので、しっかりとリビング階段のデメリットも把握してからリフォームを検討しましょう。

それでは、リビング階段のデメリットについて3つ紹介していきます。

リビング階段のデメリットその1:ニオイが2階まで広がる

リビングはダイニングやキッチンと隣接している場合があり、料理の強いニオイが2階まで広がることがあります。

部屋全体にニオイが広がってしまうことは、リビング階段の大きなデメリット。

空間がひらけていて、ドアなどニオイを遮るものがないため、ニオイが2階部分に広がってしまいます。

リビングをつかってパーティーなどをする場合は、ニオイのことを念頭に入れてリビング階段の導入を検討してください。

リビング階段のデメリットその2:音が響く

ニオイと合わせて2階部分まで音が響きやすいということも、リビング階段のデメリットの1つ。

遮るものがないということが音が響く原因です。

小さい子どもがいる家庭では、子どもの声が響いたり、リビングの大きい音が子どもの睡眠を邪魔したりといった問題が起きるかもしれません。

なので、家族構成も考えながらリビング階段を選びましょう。

リビング階段のデメリットその3:プライバシーがなくなる

2階に上がる時はリビングを通らないといけないということはメリットでも紹介しました。

ですが、これは裏を返せばデメリットでもあります。

というのも、家族間のプライバシーがなくなってしまうから。

在宅か在宅でないか、家族が今何をしているだろうということがリビングにいるだけで予測できるようになってしまいます。

プライバシーを気にする思春期の子どもがいるような家庭は、家族の意見を聞いてリビング階段を導入するか決めましょう。

リビング階段(リビングイン階段)リフォームにおすすめの間取り

リビング階段(リビングイン階段)リフォームにおすすめの間取り

ここからは、リビング階段にリフォームする時におすすめしたい間取りについて紹介していきます。

リビング階段は、リビングのどの位置に配置するかで役割が異なってきます。

そんなリビング階段のレイアウトパターンは大きく3つ

自宅に最適な間取りにリフォームするためにも、ここでそれぞれのリビング階段の特徴を把握しておきましょう。

リビング階段の間取り1:入り口に配置

リビング階段の間取り1:入り口に配置

1つ目は、リビングの入り口に階段を配置するレイアウトパターン。

このレイアウトパターンは、リビングに来客がある時でもあまり気にせずに2階に上がることができます。

来客が多いと考えられ、それでもリビング階段にしたいという方は入り口に階段を配置する間取りを検討してみてください。

また、リビングのスペースを圧迫しないため、家具の配置の選択肢が増えるというメリットもありますよ。

リビング階段の間取り2:中央に配置

リビング階段の間取り2:中央に配置

2つ目は、リビングの中央に階段を配置するレイアウトパターン。

中央に配置すると、リビング階段の重要なメリットであるコミュニケーションが増えるという恩恵を最も受けることができます。

なぜなら、2階に上がるとき必ず意識のいく中央を通るため自然と話す回数が増えるから。

しかし、この間取りはリビングの中央部分に階段を設置するためスペースを圧迫してしまうかもしれません。

なので、リビングを広く用意できる家での導入をおすすめします。

リビング階段の間取り3:奥に配置

リビング階段の間取り3:奥に配置

3つ目は、リビングの奥に階段を配置するレイアウトパターン。

2階に上がるとき必ずリビングを横切るため、自然と会話が生まれやすいのが特徴。

階段を入り口に配置するパターンと同様に部屋のスペースを有効活用しやすいというメリットも持ち合わせています。

リビング入り口から階段までの動線に家具を置きにくい点がネックとなるかもしれません。

なお、リビング階段のリフォーム費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

おしゃれなリビング階段にリフォームしたい方はスケルトン階段がおすすめ

おしゃれなリビング階段にリフォームしたい方はスケルトン階段がおすすめ

部屋をもっとおしゃれにしたいという方には、「スケルトン階段」というリビング階段がおすすめです。

普通のリビング階段でも部屋はおしゃれになりますが、スケルトン階段にすることでおしゃれ感をさらに増幅させることができます。

スケルトン階段とは、踏み板と踏み板を支える骨組みだけで作られている階段のこと。

蹴込み板がないことが特徴です。

スケルトン階段ではなく、「オープン階段」、「シースルー階段」と呼ばれることもあります。

そんなスケルトン階段ですが、もちろんメリットだけではありません。

ここから紹介するメリット・デメリットを把握した上で検討してください。

スケルトン階段のメリット:圧迫感がない

スケルトン階段は、蹴込み板がないので階段に隙間が生まれます。

隙間があることで、階段の向こう側が見え空間に広がりを感じ圧迫感がなくなるということ。

圧迫感がない部屋が良い、部屋をより広く見せたいという方は、ぜひスケルトン階段を検討してみてください。

スケルトン階段のデメリット:コストがかかる

スケルトン階段は、踏込み板がないため普通の階段より壁に接地する面積が少ないです。

そのため、踏んだ時に壊れることのないように強度がある素材を使わなければなりません。

なので、使用できる材料が限られてしまい、普通のリビング階段よりコストがかかってしまうということです。

リフォームの予算と相談して検討するようにしましょう。

怪我に注意!手すりは必ずつけよう

スケルトン階段にリフォームする場合は、必ず手すりをつけてください

何度も紹介していますが、スケルトン階段は踏込み板がありません。

そのため、深く踏み込みすぎてしまい、脛を強打したり、足を階段から踏み外してしまったりすることがあります。

そんな時、手すりがないと大きな怪我をしてしまうかもしれません。

なので、スケルトン階段を導入する際は手すりを必ずつけるようにしましょう。

リビング階段は寒い?対策法を2つ紹介

リビング階段は寒い?対策法を2つ紹介

リビング階段には空間を広げる効果があるという特徴があるため、気温の変化の影響を多く受けてしまいます

特に、冬の寒い日はリビング階段があると部屋が暖まりにくいかもしれません。

そこで、ここからはリビング階段が寒いと感じる場合の対策法を2つ紹介します。

うまくリフォームし、寒い日でも快適に過ごせるリビング階段を導入しましょう。

対策法1:リビング階段の前に扉を設置する

1つ目の寒さの対策法は、リビング階段の前に扉を設置すること。

リビング階段に扉をつけることで、寒い時期は閉めることで寒さを軽減できます。

また、暖房器具も効きやすくなります。

ですが、この対処法は吹き抜けの場合は使うことができないので注意してください。

また、扉をつけることで開け閉め時に他の家族とぶつかってしまうかもしれません。

なので、扉を設置する場合は引き戸にすることがおすすめです。

対策法2:家の断熱性を上げる

扉を設置してしまうという対策法は、リビング階段の特徴である空間の広がりが感じにくくなってしまいます。

これが嫌だという方は、家の断熱性を上げるという対策法をとってみてください。

家そのものの断熱性を上げれば、そもそも寒さが家の中に入ってきません。

性能の高い断熱材を利用することでリビング階段にしても寒さを感じにくくなります。

しかし、家をリフォームする際に費用が高くなってしまうので、よく検討してください。

リビング階段にリフォームして家をおしゃれにしよう

リビング階段にリフォームして家をおしゃれにしよう

いかがでしたでしょうか。

リビング階段はおしゃれなだけではなく、家族とのコミュニケーションが増えたり、部屋の圧迫感を無くしたりとメリットはさまざま。

また、リビングに階段を配置する場所によって違った部屋の雰囲気になります。

どのようにリフォームするか考えるだけでも楽しいリビング階段。

本記事で紹介したメリット、デメリットをしっかりと踏まえた上で自宅を理想のリビング階段にリフォームしましょう。

リビング階段のリフォーム費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険が利用できるか確認してみましょう。火災保険の給付金でリフォーム費用がまかなえるかもしれません。

リフォーム後に申請してしまうと、被害箇所の確認ができないため給付金がもらえない可能性があります。

もし、火災保険申請を自分で行うのに不安があるなら、火災保険申請サポートを利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力をかりるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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