「東京都では、外壁塗装に助成金や補助金が出るのかな…」
「外壁塗装に助成金や補助金が出るとしたら、いくらでるのかな…」
などの悩みをもっていませんか。
東京都では、11の市区で外壁塗装に利用できる助成制度が設けられています。
この記事では、制度の内容と利用するときのポイントを紹介します。
助成金や補助金制度の内容は自治体ごとに異なるので、まずは住んでいる地域の自治体に問い合わせてみましょう。
また、安く外壁塗装を行なうなら火災保険もオススメです。
火災保険を申請するときは、申請サポート業者を利用しましょう。
保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。
一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。
自分ではなかなか把握しにくい被害も、専門家に調査を任せればしっかりと見つけてくれ、思わぬ給付金が得られることがあります。
また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
外壁塗装の助成金や補助金の制度は東京都にある?
外壁塗装の助成金や補助金制度を取り扱っている自治体は、東京都内に複数あります。
助成金や補助金の制度は自治体ごとに定められ、適用条件や申請方法もさまざまです。
また、土地や人口など、自治体ごとの課題を解決するための政策も重要です。
人口密度が高い市区ではヒートアイランド現象という課題があります。
ヒートアイランド現象を解決するために、市区ではエコに関わる政策が積極的に推進されるでしょう。
区によっては、あなたが希望する助成金や補助金制度が整備されていないこともあるので、まずは自治体に確認しましょう。
東京都内の外壁塗装に使える助成金や補助金の制度でもらえる金額は?
東京都で外壁塗装をするとき、11の市区で助成金や補助金が利用できます。
ここでは、自治体別に補助される金額を紹介します。
全国的な助成金や補助金の平均支給額は10万~25万円ほどです。
東京の外壁塗装の平均相場が130万円ほどなので、上手に活用することでお得にリフォームできます。
自治体名 | 金額 |
目黒区 | 工事費用の10% ※上限10万円 |
渋谷区 | 工事費用の20% ※上限10万円 |
北区 | 工事費用の20% ※上限10万円 |
大田区 | 外壁塗装工事は費用の10% ※上限20万円 |
八王子市 | 外壁塗装工事は費用の20% ※上限5万円 |
品川区 | 工事費用の10% ※上限20万円 |
墨田区 | 外壁塗装は工事費用の15% ※上限10万円 |
足立区 | 工事費用の1/3 ※上限5万円 |
葛飾区 | 外壁塗装は工事費用の1/4 または施工面積(平方メートル)×3,000円 |
武蔵村山市 | 外壁塗装は工事費用の1/2 ※上限10万円 |
羽村市 | 工事費用の1/2 市内の事業者を利用:10万円 一般事業者を利用:5万円 ※外壁塗装の場合 ※エコポイントによる支払い |
費用に関しては一律の場合と、工事の内容ごとに設定されている場合があります。
詳しくは、各市区町村のHPで確認しましょう。
東京都の助成金や補助金の適用条件となる工事例は?
以下の市区で、外壁塗装に関わる制度が施行されています。
- 目黒区
- 渋谷区
- 北区
- 大田区
- 八王子市
- 日の出町
- 品川区
- 墨田区
- 足立区
- 葛飾区
- 武蔵村山市
- 羽村市
ここでは、それぞれの制度の適用条件と工事例を紹介します。
①目黒区:住宅リフォーム資金助成
以下、目黒区の住宅リフォーム資金助成の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
原則として助成を受けた年の翌年度から5年は申請不可 ※ただし10万円未満だった場合は、「既に助成を受けた金額」の差額を限度として再申請可 | 屋外改修 室内リフォーム アスベスト除去工事 空き家、空き室バリアフリー工事 など |
詳しくは目黒区公式HPをご覧ください。
予算の範囲内で先着順となるので、早めに申請を行いましょう。
②渋谷区:住宅簡易改修工事費助成
以下、渋谷区の住宅簡易改修工事費助成の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
渋谷区に住民登録をしている 対象住宅の所有者と親族 対象住宅に住んでいる 工事費用5万円以上 など | 屋根、外壁などの外装工事 土台または基礎工事 天井、壁、床などの内装工事 窓、扉などの建具の改修および取り替え など |
詳しくは渋谷区公式HPをご覧ください。
令和4年1月末までに申請があり、令和4年3月15日までに完了できる工事が対象です。
③北区:住まい改修支援事業
以下、北区の住まい改修支援事業の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
区内の中小事業者を利用する 助成を受けたことがない 住宅に居住する全員が区市町村民税を滞納していない | 外装等 土台又は基礎のエ事 防水、防風、防火、耐火のエ事及び防犯システムのエ事 その他区長が特に必要と認めるエ事 など |
詳しくは北区公式HPをご覧ください。
令和3年9月30日(木)に新規受付終了となります。
④大田区:住宅リフォーム助成事業
以下、大田区の住宅リフォーム助成事業の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
令和3年1月1日時点から対象住宅に継続して居住する区民 対象住宅の所有者 特別区民税、都民税を滞納していない 過去にこの助成金の交付を受けていない など | 住まいの長寿命化 環境への配慮 バリアフリー化リフォーム 防犯、防災対策 コロナ禍における新しい生活様式への対応工事 など |
詳しくは大田区公式HPをご覧ください。
耐震補強工事などと併用できることがポイントです。
⑤八王子市:居住環境整備補助金
以下、八王子市の居住環境整備補助金の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
対象住宅の所有者 市内に住所を有する、または転入し市内に住所を有する予定 改修工事等の完了後、引き続き居住する など | 屋根、外壁塗装 屋根の葺き替え 窓、床、天井、外壁、屋根の断熱改修 バリアフリー化改修工事 など |
詳しくは八王子市公式HPをご覧ください。
外壁塗装の場合、耐震性が高められているなどの条件があります。
⑥品川区:住宅改善工事助成事業
以下、品川区の住宅改善工事助成事業の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
この制度を初めて利用する 区内施工業者に発注 工事費用が10万円以上 前年所得が1200万円以下 住民税を滞納していない など | エコ住宅改修 バリアフリー住宅改修 屋根の軽量化 家具転倒防止器具の設置 耐震性を高めるための工事 など |
詳しくは品川区公式HPをご覧ください。
環境やバリアフリーに関わるリフォームが対象です。
⑦墨田区:墨田区地球温暖化防止設備導入助成制度
以下、墨田区の墨田区地球温暖化防止設備導入助成制度の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
工事費用10万円以上 1つの建物につき各設備1回限り 区による現地確認、書類審査を受けて合格している など | 遮熱塗装 建築物断熱改修 太陽光発電システム 太陽熱利用システム 住宅エネルギー管理システム(HEMS) |
詳しくは墨田区公式HPをご覧ください。
太陽光発電システムに関わる助成は、令和3年度末をもって終了になります。
⑧足立区:省エネリフォーム補助金
以下、足立区の省エネリフォーム補助金と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
足立区内に住民登録がある個人 同一年度内にこの制度を利用していない 工事費用5万円以上 工事を行う箇所が過去5年以内にこの制度を使用していない など | 遮熱塗装 ガラスの交換 窓の交換 内窓の新設 断熱材の設置 |
詳しくは足立区公式HPをご覧ください。
2050年までに二酸化炭素の実質排出量0を目指す、足立区の環境への取り組みの1つです。
⑨葛飾区:かつしかエコ助成金(遮熱塗装等断熱改修)
以下、葛飾区のかつしかエコ助成金(遮熱塗装等断熱改修)の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
区内の住宅に新たに対象機器等を導入する個人で、原則として世帯主 令和2年度の特別区民税、都民税を滞納していない 対象機器等の導入について、区で実施しているほかの制度による助成を受けていない など | 遮熱塗装等断熱改修 太陽光発電システム 家庭用燃料電池(エネファーム) など |
詳しくは葛飾区公式HPをご覧ください。
申込受付から交付承認まで、3週間程度の審査期間があります。
⑩武蔵村山市:エコ住宅化補助金
以下、武蔵村山市のエコ住宅化補助金の適用条件と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
現に居住している個人住宅 対象住宅の所有者が武蔵村山市の市税等を滞納していない 必要に応じ現地調査 | 遮熱性塗装工事 断熱工事 バリアフリー住宅化改修工事 |
詳しくは武蔵村山市公式HPをご覧ください。
武蔵村山市が実施する「安心安全エコ住宅等改修助成事業補助金」の1つです。
⑪羽村市:環境配慮事業助成制度
以下、羽村市の環境配慮事業助成制度と工事例です。
適用条件 | 工事例 |
申請日現在において住民基本台帳に記録がある 未使用の製品を用いる 助成対象工事の完成日から12ヶ月分の電気及び燃料の使用量を報告する など | 高遮熱塗装等改修工事 高断熱化改修工事 浴室高断熱化改修工事 など |
詳しくは羽村市公式HPをご覧ください。
外壁塗装は、制度内の「省エネ改修工事メニュー」に該当します。
【5ステップ】東京都内で外壁塗装の助成金給付までの流れ
東京都内で助成金や補助金を利用して、外壁塗装を行なうときの流れを紹介します。
以下5つのステップごとに見ていきましょう。
- 業者から見積もりを依頼する
- 該当地域の自治体へ必要書類を請求し、提出する
- 審査結果の連絡後、外装塗装の工事を契約する
- 工事が完了したら、必要書類を提出する
- 給付金を受け取る
手順に不備があると、補助金を受け取れないケースがあります。
順を追って解説するので、ぜひ参考にしてください。
①業者に見積もりを依頼する
工事を請け負う業者に、見積もりを依頼しましょう。
補助金や助成金を利用する場合、ほとんどのケースで見積もりの提出が義務付けられています。
自治体の審査では、以下の内容がチェックされます。
- 工事内容は妥当なものか
- 金額に問題がないか
- 自治体が定めた基準をクリアできるか
- 指定の業者であるか
外壁塗装の場合、見積もりの作成にかかる期間は1週間程度を見通しましょう。
見積もりの提出期限が設定されていることもあるので、計画的に見積もりを依頼することが大切です。
②該当地域の自治体へ必要書類を請求し、提出する
自治体に必要書類を請求しましょう。
自治体の政策によって提出しなければならない書類は異なります。
しかし、以下の書類の提出は必須です。
- 図面
- 工事計画書
- リフォーム前後の写真
- 工事による効果の検証
必要書類のフォーマットは、制度のHPよりダウンロードできます。
提出方法は窓口に持ち込み、または郵送です。
ただし、予算や定員の関係で受付が終了していないかを必ず確認してください。
③審査結果の連絡後、外壁塗装の工事を契約する
審査結果の通知が届いてから、業者と正式に工事請負契約を交わしましょう。
申請前に工事の契約をすると、補助金給付の対象外とされることが多いので注意が必要です。
外壁塗装の場合、足場の建設なども事前着手とみなされるため、補助の対象から外れてしまいます。
審査結果を待ち、順を追って着工することが大切です。
④工事が完了したら、必要書類を提出する
工事完了後に、実績報告書などの必要書類を提出しましょう。
工事前の見積もりと、実際に行われた施工内容が異なるケースがあります。
外壁塗装の場合、外観からわからなかった内部の水漏れなどが発見されると、追加工事が必要です。
追加工事で工事期間が伸びて金額が大きくなった場合、追加工事の必要性を自治体に証明しなければなりません。
外壁塗装と追加工事の関連性が認められない場合、補助金が満額受け取れないおそれがあります。
⑤給付金を受け取る
給付金が指定口座に振り込まれます。
外壁塗装の見積もり作成から、工事が完了して給付金を受け取るまでの期間は、およそ4ヶ月程度を見通しましょう。
給付金を受け取れるまでの期間を考えて、外壁の塗装を計画的に行うことが大切です。
外壁塗装リフォームには火災保険を利用できる可能性も
外壁塗装工事には、火災保険が利用できる可能性があります。
火災保険は、自然災害や予期せぬ突発的な事故によって起きた破損なども対象です。
たとえば、以下のようなケースでも請求できます。
- 壁に物干し竿をぶつけて傷つけてしまった
- 風で飛んできたものが壁に当たった
- 子供に落書きされてしまった
ただし、火災保険と自治体の補助金制度は同時に利用できないので注意しましょう。
火災保険の申請であれば、サポート業者に任せることで、複雑な申請書類の用意や、現地の調査を丸投げすることができます。
また、申請をする際に、自分ではなかなか把握しにくい被害も、専門家に調査を任せればしっかりと見つけてくれ、思わぬ給付金が得られることがあります。
火災保険の申請サポート会社は、保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しているので、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
助成金と補助金の違いは?
助成金と補助金は、返済の必要がない給付金としてほぼ同じ意味で使われますが、わずかながら違いがあります。
助成金は要件を満たして期限内に申請すればほとんどの場合受け取れます。
一方、予算が決まっており、抽選や先着順になることもあるのが補助金です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①助成金とは?条件を満たせば受けられる
助成金は、自治体が設定した一定の条件を満たせば受け取れます。
助成金には、自治体側のメリットも含まれているからです。
たとえば、産業の活性化させるために、施工業者として地元の中小企業が指定されているケースがあります。
助成金は自治体の経済活動の一種であることから、給付が受けやすくなっています。
②補助金とは?審査を受ける必要がある
補助金は審査が厳しく、住民税などの滞納歴があると給付不可と判断されることがあります。
補助金は政策の一種です。
自治体は制度を実行する前に、あらかじめ予算を設定しなければなりません。
予算が尽きてしまった場合は、期間内であっても募集が締め切られてしまうことがあります。
補助金は助成金と同じく返済義務がなく、比較的高額の支給であることから人気も高いです。
まとめ:東京都の外壁塗装では助成金や火災保険を活用しよう!
東京都に住んでいて外壁塗装を考えている場合、助成金や補助金を活用しましょう。
東京都の11の市区に、外壁塗装にも利用できる補助制度が設けられています。
補助制度は、自治体によって基準や提出書類などルールが異なります。
また、期限が短く設定されていることもあるので、まずは住居のある自治体に問い合わせてみましょう。
補助制度のほかにも、外壁塗装は火災保険でお得になる可能性があります。
火災保険を申請するときは、申請サポート業者を利用するのがオススメです。
火災保険が利用できるか気になったさいは、費用無料で完全成果報酬型の火災保険申請サポートを選ぶとよいでしょう。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、不払い認定されたり、見落としや間違いが発生する可能性があります。
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費用については完全成功報酬型のため、申請しても万が一給付金が得られなければ、一切費用がかからないのでリスクなく依頼できます。
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