大手家電メーカーとして有名なPanasonicのシステムキッチンには、どのような仕様・設備があるのでしょうか。
この記事ではパナソニックシステムキッチンの特徴や価格を調査。
パナソニックの製品同士や他社製品と比較検証し、魅力を徹底的に掘り下げてみました。
なお、パナソニック製システムキッチンへのリフォームには、火災保険を使えることがあります。
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1.パナソニック(Panasonic)製システムキッチンの概要とは
出典:システムキッチン | 住まいの設備と建材 | Panasonic
まずは、Panasonicのシステムキッチンの概要を見ていきましょう。
- ナショナルキッチン(松下電器産業)の技術が掛け合わさっている
- リフォムスをはじめシステムキッチンで現在カタログが用意されているのは4つ
- ミニキッチンなどオプションやさまざまなキッチン設備がある
“sisutemukittin”という文言が検索に上がるほど、Panasonicのシステムキッチンに注目が集まっています。
(1)ナショナルキッチン(松下電器産業)の技術が掛け合わさっている
パナソニックは、2008年から現在の体制でシステムキッチンを展開しています。
同年に、かつて競合関係にあったナショナルキッチン(松下電器産業)を吸収合併しました。
水回り製品や、台所などさまざまな住宅設備を作っています。
シェアナンバーワンを誇り、新築や、リフォームにおいて必ず耳にするメーカーです。
(2)リフォムスをはじめシステムキッチンで現在カタログが用意されているのは4つ
現在、パナソニックのシステムキッチンでカタログがあるのは4つのラインナップです。
- Lクラス
- リフォムス
- ラクシーナ
- リビングステーション V-style
それぞれターゲットとしている層が違い、価格帯にも住み分けがなされています。
どのシリーズも定期的にリブランドし、最新の設備を搭載しながら進化を続けています。
(3)ミニキッチンなどオプションやさまざまなキッチン設備がある
Panasonicは、取り扱うキッチン設備の数も豊富です。
家電メーカーのノウハウを駆使し、さまざまな設備を開発しています。
ワンルームにあるミニキッチンや、ディズニーシリーズ、システムキッチンシリーズにセットできるオプションなども手掛けています。
2.パナソニックの4つのキッチンシリーズ別ガイド
出典:システムキッチン | 住まいの設備と建材 | Panasonic
パナソニックには、現在大きく4つのシステムキッチンシリーズが展開しています。
- シンプルで最新鋭!掃除も料理もはかどる|Panasonic Living Station V-style
- アイランドキッチンも導入可!機能性と見た目にこだわる|Panasonic l class
- 今あるキッチンをPanasonicでリフォームするなら|Reforms
- 収納にも工夫アリ台所設備充実で料理のしやすい|Lacucina
パナソニックのキッチンはさまざまなシリーズを要しています。
こだわり派の人はもちろん、リーズナブルに機能性を追求したい人にもおすすめです。
(1)シンプルで最新鋭!掃除も料理もはかどる|Panasonic Living Station V-style
V-styleは、家電メーカーのPanasonicならではの、先進技術が豊富に盛り込まれたシステムキッチンです。
価格帯は、パナソニックのなかでも中間に位置します。
デザイン性というよりは、使いやすさを重視しているため、柄やパターンは比較的シンプルです。
(2)アイランドキッチンも導入可!機能性と見た目にこだわる|Panasonic l class
l classは、ラウンドアクセス可能な対面型も選べるシステムキッチンです。
4シリーズの中でも、カウンターの配置や選べるカラーがたくさんあります。
機能性はもちろん、キッチンの見た目にもこだわりたい人におすすめです。
搭載されている機能が多いだけあって、高価格帯のシリーズとなっています。
(3)今あるキッチンをPanasonicでリフォームするなら|Reforms
Rerorms(リフォムス)は、リフォーム用に特化したシステムキッチンシリーズです。
キッチンの使いやすさを格上げしてくれる設備に特化しています。
火災の心配がないIHコンロといえば、Panasonicです。
高齢者の単身住まいなどでも、安心して利用できます。
(4)収納にも工夫アリ台所設備充実で料理のしやすい|Lacucina
Lacucina(ラクシーナ)は、台所における最小限必要な設備を備えたシステムキッチンです。
l classやRefomsと比較しても、選べる扉やカウンターの柄は減ります。
それでも、クッキングコンセントやフル扉材食洗器などイチオシ設備は搭載されています。
ご自身でキッチン周りをカスタムしていきたい人に、ぴったりのシステムキッチンです。
3.Panasonicシステムキッチンに装備可能な設備の特徴とは
出典:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic
パナソニックのシステムキッチンには、家電メーカーのPanasonicならではの技術が詰まった設備があります。
- 流し台を美しく保つラクするーシンク|Lクラス・ラクシーナ・リフォムス対応
- 面倒なファン掃除が10年間不要|ほっとくリーンフード
- 上質感溢れる見た目と掃除のしやすさ|グラリオカウンター
どれも、パナソニックならではの技術が光る機能です。
(1)流し台を美しく保つラクするーシンク|Lクラス・ラクシーナ・リフォムス対応
Panasonicの流し台は、キレイが長持ちする素材と形状でできています。
まず、シンクの材質は水垢や汚れを寄せ付けないスゴピカ素材です。
鉛筆硬度9Hと、非常に硬い素材でできています。
同メーカーのステンレス製シンクよりも強度があり、エンボス加工が施されることで傷が目立ちにくい仕様です。
使い始めのキレイな状態が長持ちします。
(2)面倒なファン掃除が10年間不要|ほっとくリーンフード
ほっとくリーンフードは、レンジフードの掃除頻度を格段に下げてくれる機能です。
まず、ラクウォッシュプレートと呼ばれるプレートで、料理中に飛散した油を捕集します。
そして捕まえた油分を油トルネード機能にて吹き飛ばし、ファンに油を付着させません。
油の溜まるラクウォッシュプレートは、年に1回、備え付けの食洗器で洗うだけでお手入れが完了します。
汚れの付着を防ぐ機能が、掃除の手間を省くのです。
ちなみに、同製品はパナソニックのシステムキッチン専用製品で、単品販売は行っていません。
(3)上質感溢れる見た目と掃除のしやすさ|グラリオカウンター
スゴピカ素材を、天然の大理石のように加工しカウンタートップにあしらったのがグラリオカウンターです。
マーブル模様が醸し出す高級感と、スゴピカ素材特有の強度があります。
もちろん、水や油を弾く機能にも優れているのでお手入れが非常に楽です。
上質なキッチン空間を演出しながら掃除の手間を省いてくれる設備となっています。
4.カタログ参照!lクラス・リフォムス・Lacucinaシリーズ比較
出典:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic
続いて、Panasonicの主要システムキッチンシリーズを簡単に比較しました。
- スライド式のカップボード(食器棚)なら高価格帯のlクラス
- 吊り戸棚は全シリーズ選択可!高さ調整機能も充実した収納
- フルオートオープンやスリムセンサー水栓は全グレード選択可
特定のシリーズにのみ対応したものから、全シリーズ共通の設備も紹介します。
(1)スライド式のカップボード(食器棚)なら高価格帯のlクラス
スライド式のカップボードを求めるなら、lクラスです。
家電の置ける棚がスライドするのはもちろん、目隠しにもなるガラス扉も装備されています。
使い勝手が向上するだけではなく、見た目にもこだわった作りです。
よりスマートな空間で来客時にも対応できます。
家電を収納することを見越し、扉のオープン時のみ通電する安全機能付きです。
(2)吊り戸棚は全シリーズ選択可!高さ調節機能も充実した収納
Panasonicのシステムキッチンは、全シリーズで出し入れのしやすい収納システムが採用されています。
なかでも、吊り戸棚はぜひともおすすめしたい設備の一つです。
高いところにある収納スペースも、身長がネックにならず、有効活用できます。
lクラスやReformsでは50~90cmの間で、10m刻みでユニットの高さが選択可能です。
ご自身やご家族の身長に最適な収納の位置、高さを選べます。
(3)フルオートオープンやスリムセンサー水栓は全グレード選択可
キッチンの利用シーンを想定した、フルオートオープンやスリムセンサー水栓は、キッチンの使い勝手を底上げしてくれる機能です。
フルオートオープンを装備していれば、ノック2回で食洗機が自動で開きます。
手が汚れていることの多い、台所にあると嬉しい機能です。
タッチレスで水が出せるスリムセンサー水栓も、あると非常に便利でしょう。
料理の効率が上がる他、手を洗うまでのストレスの軽減が見込めます。
5.Panasonicのシステムキッチン価格・値段はどのくらい?他社との比較を検証
出典:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic
住宅設備業界のトップシェアを誇るPanasonicですが、他社のシステムキッチンとはどれほど価格が違うのでしょうか。
- LixilのALESTA(asオプション選択)とvスタイルをカタログ参考価格で比較
- 水回りシンクやキッチンボードなど各社設備は似たり寄ったり
まず、よく引き合いに出されるリクシルのシステムキッチンと比較をします。
どういった違いがあるのかについてまとめました。
(1)LixilのALESTA(asオプション選択)とvスタイルをカタログ参考価格で比較
パナソニックのシステムキッチンの価格帯は、他社と比べてどのくらいなのでしょうか?
Panasonicに次ぐ、業界二位であるリクシルのシステムキッチンと比較検証しました。
Panasonicのvスタイルは、価格が847,200円~1,013,300円でした。
それに対し、LixilのALESTAは673,000円~1,407,500円です。
選べる設備の数が違うため、このような結果になっています。
厳選された設備を搭載したパナソニックと、設備のフレキシブル性が高いリクシルです。
(2)水回りシンクやキッチンボードなど各社設備は似たり寄ったり
各社、キッチン周りの設備を見ていると共通するキーワードは、汚れにくいということでしょう。
さまざまな製品がありますが、調理による汚れが蓄積しないのがポイントです。
それに付随して、掃除の手間が省ける機能が各社用意されているといったイメージです。
6.Panasonic kitchenの評判を知りたい!人気口コミランキング
出典:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic
この章では実際に、Panasonicのシステムキッチンを使っている、リフォームした人の意見を覗いてみましょう。
- 口コミでも人気を集めていたのはlクラス
- 機能性やデザインが豊富で安定的に評価が高かったvスタイル
- コストを抑えつつ機能的なリフォームが叶うReforms
- リビングステーションSはVシリーズと見積もり段階で悩む
カタログにある通りの高評価もあれば、思いもよらぬ欠点を指摘する声もありました。
(1)口コミでも人気を集めていたのはlクラス
パナソニックのシステムキッチンの中でも、自由度が高いlクラスは、口コミでも人気を集めていました。
「最新鋭の機能が充実している傾向にあるので、新築にピッタリ。」
「自分好みにカスタマイズしやすいから不満も出にくい。」
といった意見が寄せられています。
お悩み解消や、理想のキッチン像がはっきりしている人に人気です。
(2)機能性やデザインが豊富で安定的に評価が高かったvスタイル
機能的に住み分けがなされるlクラス・Reforms・Lacucinaとは別の場所に位置するのがvスタイルです。
基本的に搭載されている設備はシンプルなもので、逆に言うと特徴がありません。
しかし、「費用は抑えたいけど、ここだけは譲れない!」
と、ピンポイントで設備にこだわりたい人には最適なシステムキッチンです。
予算との兼ね合いを調整しながら、自分に合ったキッチンが欲しい人におすすめです。
(3)コストを抑えつつ機能的なリフォームが叶うReforms
リフォームを必要とする人は、キッチンに何らかの悩みを抱えています。
「収納がスライド式になって助かった」
「ムシスルーキャビネット(虫の忌避効果のある収納)は画期的」
というように、従来のキッチンにはなかった機能を喜ぶ口コミが多数寄せられていました。
最新鋭の設備が揃う傾向にある、Panasonicの良さを感じる人が多いようです。
(4)リビングステーションSはVシリーズと見積もり段階で悩む
リビングステーションSは、リビングステーションVシリーズの廉価版です。
「リビングステーションSにオプションを付けた方が、Vシリーズより安く済む」
「オプションの選びようによっては同じような機能でも価格に差が出る」
と、綿密に費用を計算する人からの口コミが多く寄せられていました。
実際、Panasonicのシステムキッチンは製品の改変ペースも早いのが特徴です。
そのため、タイミングによっては旧シリーズにオプションを追加することで、新シリーズと遜色ない設備になることも多くあります。
費用面を少しでも抑えるためにも、いつリブランドが行なわれるかは要チェックです。
7.パナソニックリビング(旧パナホーム)のメリットデメリットを比較
出典:プラン集 | 住まいの設備と建材 | Panasonic
それでは最後に、パナソニックホームズ(旧パナホーム)で、キッチン設備を揃える際のメリットデメリットを見ていきましょう。
- 使用機器はPanasonic製なので別メーカーのものは使えない
- IHコンロが使いたいなら断然Panasonic!ガスは使えない
表裏一体である長所と短所を知り、再度、パナソニック製システムキッチンの魅力を認識してください。
(1)使用機器はPanasonic製なので別メーカーのものは使えない
パナソニックは家電メーカーとして名を馳せた企業です。
当然、システムキッチンも同様に使用するメーカーはすべてPanasonic製に対応しています。
メリットの反面、他社製品に対しては互換性が低いというデメリットが出てくるのです。
Panasonic社の製品を愛用している人は問題ありません。
しかし、他社製品も使いたい、すでに使っているという人は注意が必要です。
(2)IHコンロが使いたいなら断然Panasonic!ガスは使えない
パナソニックのコンロはIHです。
大手家電メーカーである、Panasonicの技術の粋が詰まった設備と言えます。
しかし、逆にガスコンロは使用できません。
システムキッチンはPanasonicでコンロだけガスにする、という対応はできないことは、頭の片隅に置いておいてください。
まとめ:パナソニックキッチンの特徴を知って機能的なキッチンを選ぼう
Panasonicのシステムキッチンについて、シリーズ別の特徴や設備を見てきました。
メリットデメリットにも目を向け、納得した上でパナソニックのシステムキッチンを選べるよう、ポイントを押さえました。
大手家電メーカーであり、技術改良にどん欲な企業姿勢を持つPanasonic。
システムキッチンは、そんな企業ポリシーを体現した素晴らしいものが揃っているので、ぜひリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
なお、Panasonic製システムキッチンへのリフォームには、火災保険を使えることがあります。
火災保険の申請にお悩みなら、申請サポート業者の利用がおすすめです。
もし、Panasonic製システムキッチンへのリフォームで、火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。
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