「シャッター修理の費用はどれくらいかかるの?」
「できるだけ費用を抑えたい」
など、お悩みではないでしょうか。
この記事では、シャッターの修理費用を箇所別に解説します。
相見積もりなどで費用を安くするコツや、修理のタイミングなども徹底解説。
修理費用を抑えたい人は、ぜひ参考にしてください。
また、シャッターの修理には火災保険が使えることがあります。
火災保険の使用を検討している方は、申請サポート業者の利用がおすすめです。
サポート業者経由でプロに調査を依頼すると、申請が可能な場合、築10年以上の物件だと、90%の認定率で平均で100万円近くの給付金が受けられます。
保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。
一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。
また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。
信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
家庭用シャッターの修理にかかる平均費用は?
家庭用シャッターの修理にかかる平均費用は、2~10万円程度です。
以下では、修理にかかる平均費用を3つのパターンに分けて解説します。
- 手動シャッターの場合
- 電動シャッターの場合
- シャッターを撤去する場合
シャッターの大きさや修理内容によって、修理にかかる費用は変わります。
シャッター修理の際には、ぜひ参考にしてみてください。
手動シャッターの場合
手動シャッターはモーターなどの機械が搭載されていないため、比較的安く修理ができます。
しかし、シャッターの凹み具合が激しい場合には、シャッターの全交換が必要になる場合もあります。
手動シャッターの修理内容ごとの費用相場は以下の通りです。
修理内容 | 費用相場 |
スプリングシャフトの調整 | 8,000~15,000円 |
スプリングシャフトの交換 | 65,000~70,000円 |
電動化 | 180,000~250,000円 |
中栓の交換 | 25,000円~ |
スラットの全交換 | 200,000円~ |
凹み修理 | 10,000円~ |
シャッターの全交換 | 150,000~180,000円 |
電動シャッターは不具合が生じた場合、自動でストップするタイプが多いです。
しかし、手動シャッターは不具合が起きた場合でも動かせるので、無理に操作すると破損の原因になることも。
部品の不具合は自分で修理するのが難しいため、業者に頼むことをおすすめします。
なお、スプリングシャフトとは、シャッターを巻き上げるバネのことです。
スプリングシャフトが劣化すると、シャッターの開閉が重くなるため、バネの巻き直しが必要になります。
バネが破損した場合や、10年以上使用している場合には交換が必要です。
電動シャッターの場合
電動シャッターには、モーターなどの手動シャッターにはない機械がついています。
そのため、手動シャッターよりも費用が高くなる場合があります。
電動シャッターの修理内容ごとの費用相場は以下の通りです。
修理内容 | 費用相場 |
モーターの交換 | 200,000円 |
電動シャッターの全交換 | 250,000~400,000円 |
押しボタンの交換 | 20,000円~ |
電動シャッターには欠かせないモーターの交換費用は高く、200,000円以上かかります。
また、押しボタンは劣化が進むと溶けてくっついてしまい、電動シャッターの開閉ができなくなる場合があります。
交換は20,000円~とほかの部分の修理より安いので、不具合が生じた場合には早めに取り替えましょう。
電動シャッターの場合、手動シャッターより修理費用がやや高額となってしまうため、掃除などの定期的なメンテナンスや早めの修理が大切です。
シャッターを撤去する場合
シャッターを丸ごと交換する際には、元々あるシャッターの撤去が必要になります。
撤去費用は、一般的に20,000~50,000円程度。
しかし、塗り替えや電動化をする場合は撤去費用はかかりません。
撤去作業の費用は万単位かかり、決して安くはないことを覚えておきましょう。
シャッターの修理を依頼できる業者3選
初めてのシャッター修理では、どこの業者に修理を依頼すればよいのかわからない人も多いことでしょう。
業者によって強みが違うので、修理内容や予算に合った業者を選ぶことが大切です。
以下では、シャッターの修理を依頼できる業者を3つ紹介します。
- シャッターを製造するメーカー
- 大手シャッター修理業者
- 個人経営の修理業者
シャッターの修理業者を選ぶ際には、参考にしてみてください。
①シャッターを製造するメーカー
製造や設置工事だけではなく、修理事業まで幅広く行っているのがシャッターメーカーです。
大手シャッターメーカーは約8社あり、中でも業界トップシェアを誇るのは三和シャッターです。
三和シャッターは、企業の大型シャッター、家庭用シャッターの修理から定期点検まで行っています。
また、全国にメンテナンスサービスセンターがあり、24時間365日対応してくれます。
大手シャッターメーカーは、緊急対応やアフターケアが充実していますが、その分個人業者よりも費用が高いです。
しかし、大手シャッターメーカーは企業規模も大きく信頼性があり、安心して修理を依頼できるでしょう。
②大手シャッター修理業者
シャッターメーカーとは違い、修理のみを専門として行っている業者です。
大手メーカーほどの信頼性はありませんが、修理にかかる費用は抑えることができます。
時間外に修理を依頼することも可能ですが、別料金が発生する場合があるので、事前に確認しておきましょう。
また、修理部品がすぐに手に入らず修理に時間がかかることも。
事前に修理するシャッターの部品があるかを確認しておくと、スムーズに修理が進むでしょう。
③個人経営の修理業者
シャッター修理を個人経営の修理業者に依頼すると、仲介手数料などが発生しないため、大手メーカーや修理専門業者よりも費用を抑えることができます。
ですが、個人経営の業者は大手メーカーなどと違い、緊急対応やアフターケアがない場合も。
部品交換のみで済むところを、業者によってはシャッター全体の交換を勧められるケースもあります。
費用が安い分、上記のようなリスクがあることも把握した上で依頼をしましょう。
シャッター修理が必要なタイミング3選
シャッターは屋外で雨や風にさらされるため、10年に1度は修理が必要になります。
見えない部分が傷んでいる場合もあるため5年に1度は定期点検を行い、早めの対策をすれば、大がかりな修理にならずに済むでしょう。
シャッターに異常が発生した場合には早めに修理を依頼することが大切です。
以下では、使用年数の他にシャッターの修理が必要なタイミングを3つ解説します。
- スラットに異常が発生したとき
- シャフトが脱落したとき
- 鍵穴に錆や変形が見られるとき
自分ではなかなかタイミングがわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。
①スラットに異常が発生したとき
スラットとは、シャッターの面に長方形の部材が蛇腹状に連結している部分のことです。
スラットのダブつきや逆巻き、シャッターのズレなどの不具合が発生した場合は修理が必要になります。
故障の主な原因は、降下中に障害物にぶつかることです。
スラットに不具合があると、急激にシャッターが下りてくる危険性があるため、早めに修理を依頼しましょう。
②シャフトが脱落したとき
シャフトが脱落した場合、シャッターを開閉できなくなるため修理が必要になります。
原因は、スラットがずれた状態で何度も開閉をすると、シャッターの両脇のブラケットという部品が削られることです。
シャフトはシャッターケースの中に入っているため、目視ではなかなか確認することができません。
異音を感じたら、シャッターケースを開けて目視でシャフトの異常を確認すると良いでしょう。
③鍵穴に錆や変形が見られるとき
シャッターの鍵穴に錆や変形がみられた場合は交換が必要です。
鍵を使用していないと、鍵穴に錆がついて動かなくなることも。
鍵の寿命は10~15年とされており、普段使用していても金属が擦れて劣化し、錆ついたり変形したりしていきます。
特に、海の近くや雨が当たりやすい場所は錆びやすいので、潤滑スプレーを使った定期的なメンテナンスが必要です。
とはいえ、こまめなメンテナンスをしていても、時間が経つと必ず鍵穴は錆つくものです。
鍵穴が錆び付いた場合は、都度交換することをおすすめします。
シャッター修理には火災保険が使える可能性も!
シャッター修理には、火災保険が使える可能性があります。
火災保険は、火災だけではなく自然災害、故意ではない破損や汚損にも適用されるからです。
自然災害の条件は以下の通りです。
- 風災
- ひょう災
- 雪災
- 物の飛来
ただし、シャッターが自宅から距離がある場合は対象外になることも。
自宅から遠いところにシャッターがある場合には、火災保険の対象になるか、契約内容の確認をしておきましょう。
火災保険が適用されれば、保険金をシャッターの修理代に使うことができます。
また、火災保険の申請をする際に、自分ではなかなか把握しにくい被害も、専門家に調査を任せればしっかりと見つけてくれ、思わぬ給付金が得られることがあります。
火災保険の申請サポート会社は、保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しているので、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
シャッター修理を自分で行うのはNG!必ず業者に修理を依頼しよう
シャッター修理をDIYするのは大変危険です。
修理を自分で行わないほうが良い理由は、主に以下の3つです。
- 内部のバネによる巻き込み事故の可能性がある
- 部品が重く高所にあるため、作業がしづらいことがある
- 減速機の油漏れや鍵穴交換など、専門的な知識が必要なことがある
取り外したバネを正しく扱わなければ、腕などが巻き込まれて骨折や切断事故になることも。
また、シャッターの部品はどれも重く、作業がしずらい高所にあります。
素人にはスムーズに作業できず、けがのリスクが高まるだけです。
汚れの掃除や潤滑スプレーなどでメンテナンスをする程度なら可能ですが、修理をする際は、必ず業者に依頼をしてください。
シャッターの修理費用を抑えるコツ4選
シャッターの修理費用は、数万円~数十万円程度とかなり高額になります。
そのため、できるだけ費用は抑えたいところ。
以下では、シャッターの修理費用を抑えるコツを4つ解説します。
- 相見積もりを行う
- 必要な範囲のみの修理を行う
- シャッターを新設せず既存のものを改修する
- 繁忙期を避けて修理依頼をする
- 火災保険の給付金を使う
シャッターの修理費用を少しでも抑えたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
①相見積もりを行う
シャッターの修理費用を抑えるためには、「相見積もり」をとることをおすすめします。
相見積もりを取ることで、1回で複数の業者と比較ができるので手間が省けます。
また、修理費用の相場がわかるので、ぼったくり業者を回避することもできるでしょう。
目安としては、3社から相見積もりを取ると、迷わず業者を選びやすいです。
業者を厳選して選び、納得がいく費用で修理をしてもらいましょう。
②必要な範囲のみの修理を行う
シャッター修理の際は、部品の交換範囲が広ければ広いほど費用も高くなります。
必要最低限の修理を行うことで、費用を抑えられます。
修理業者と相談をし、必要な部分のみを修理してもらいましょう。
また、以下は比較的故障しやすい箇所です。
- スプリング
- ガードレール
- 錠部分
故障を早期発見して最低限の費用で修理をするためにも、壊れやすい箇所を把握しておきましょう。
③シャッターを新設せず既存のものを改修する
シャッターを全交換せず、元のシャッターを修理したほうが費用は抑えられます。
全交換となると、150,000~400,000円程度とかなり高額になります。
凹みや歪みの補修だと、10,000円からできるので、交換するよりも費用は抑えられるでしょう。
しかし、シャッターがひどく変形している場合には、修理するよりも丸ごと交換した方が費用は抑えられる場合も。
修理業者にシャッターの状態を確認してもらい、交換と修理どちらなら費用が抑えられるかを相談しましょう。
④繁忙期を避けて修理依頼をする
シャッター修理の繁忙期は、台風被害の多い8~9月や、年度の変わり目である3月です。
職人が忙しい繁忙期は、価格が高騰しやすい傾向が強いです。
また、夜間19:00以降の緊急対応の作業は技術料が1.5倍くらいかかるため、費用が高くなります。
費用を少しでも抑えたい人は、夜間や繁忙期を避けて修理を依頼することをおすすめします。
⑤火災保険の給付金を使う
シャッターの修理を依頼する前に、火災保険が利用できるか確認してみましょう。火災保険の給付金でリフォーム費用がまかなえるかもしれません。
リフォーム後に申請してしまうと、被害箇所の確認ができないため給付金がもらえない可能性があります。
もし、火災保険申請を自分で行うのに不安があるなら、火災保険申請サポートを利用するのがおすすめです。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力をかりるといいでしょう。
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気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。