玄関を土間収納にリフォームしたい!必要な広さやメリット・デメリットも紹介

土間収納 アイキャッチ

この記事では、玄関を土間収納にリフォームする際の広さやメリット・デメリットについてご紹介します。

土間といえば日本家屋の伝統的な玄関ですが、最近では収納や幅広い活用スペースとして注目を集めています。

玄関に土間収納がある暮らしは日本人に馴染みやすく、育児世帯から大人の趣味にも活用できる空間。

既存の玄関を土間収納にリフォームした人達からは「作ってよかった!」と大満足の声が寄せられています。

ただ、玄関という限られたスペースに土間収納を設ける際には生活スタイルに合うレイアウトや広さにすることが重要。

満足のゆく土間収納へリフォームするためにも、本記事でお伝えする失敗しないためのポイントも把握しておきましょう。

なお、土間収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

目次

土間収納とは

土間収納とは

土間収納とは、玄関先の一角に設けた収納スペースのこと。

玄関のたたき部分に設置するため土足のまま利用できる所が土間収納のポイントです。

スペースの取り方次第で収納力や使い勝手が変わり、室内収納とは違った活用ができるようになります。

土間といえば古い日本家屋の広い玄関をイメージされる方も多いかもしれません。

ですが、最近の土間収納は省スペースを上手く活用されています。

使い勝手の良さから、最近の住宅ではほとんど土間収納が採用されるほどの定番化。

また、現存の玄関を土間収納にリフォームする人も急増中です。

玄関に大容量収納スペースを置きたい方はもちろん、趣味の部屋にしたり、実用性の高いスペースを設けたいと考える方に土間収納が選ばれています。

土間収納のメリット

土間収納のメリット

ここからは、土間収納にリフォームするメリットについて紹介していきます。

土間収納の魅力は収納力がアップするだけではありません。

玄関に土間収納があると、生活がより充実する活用方法も生まれます。

あまり土間収納に馴染みがない方にとって、その良さは今ひとつピンと来ないものでしょう。

ぜひ、ここでご紹介する土間収納のメリットを頭の中でイメージをして、土間収納がある魅力を感じてみてください。

土間収納のメリット1:玄関がスッキリする

土間収納がある1番のメリットは、玄関がスッキリ片付くという所。

下駄箱に入り切らない靴や長靴やブーツなどが片付き、室内に置きたくないスポーツやアウトドアグッズなども気軽に置くことができます。

育児中の方ならベビーカーや三輪車なども土間収納にしまうと、玄関スペースを確保できる上に出し入れも楽に行えるので大変おすすめ。

収納した物に合わせて作り付けの棚を設置すると、かさばっていた物がスッキリ取り出しやすくなります。

土間収納のメリット2:趣味を楽しめる空間ができる

土間収納のスペースを、趣味部屋として活用することもメリットのひとつ。

室内ながらも土足で使えるスペースは床を傷つける心配をすることがなく、小さなガレージのように活用が可能になります。

例えば、自転車のメンテナンスをしたり、釣り竿にオイルを刺すための作業場にしたりなど。

重いダンベルを置くこともできるので、土間収納を筋トレスペースに活用する人も増えているようです。

省スペースだからこそ趣味に没頭しやすい空間ができることも土間収納の魅力。

大人の趣味部屋として幅広い活用ができます。

土間収納のメリット3:汚れが気になる物も置ける

土間収納があれば、一時的に置いて乾かしたり人の目につかないように隠したりすることができます。

雨の日に濡れた靴や雨具は、濡れた状態だと置き場に困るもの。

土間収納の中にウォークインクローゼットを取り入れると、濡れた雨具を干すことができるので室内を汚すことがありません。

土間収納があれば、泥だらけになった子供のボールやおもちゃなども人の目に付かないように収納ができるので重宝できます。

室内ながらも半分外のようなスペースとして活用できる所が、玄関を土間収納にリフォームするメリット。

居住スペースと収納を分けたい方にとって土間収納は利便性が良い空間になります。

土間収納のデメリット

土間収納のデメリット

ここからは、土間収納にリフォームするデメリットについて紹介していきます。

玄関に土間収納を設けるには、ある程度把握しておくべきデメリットもいくつかあります。

特に、これから玄関を土間収納にリフォームする際にはメリットとデメリットのバランスをよく考えて行ようにしてください。

それでは、玄関を上手に活用するために知っておくべき土間収納のデメリットを3つ紹介します。

土間収納のデメリット1:玄関が狭くなる

土間収納を設けるためにはある程度のスペースが必要です。

上手に配分しないと玄関スペースが狭くなる可能性があり、レイアウトによっては土間収納と玄関を行き来しにくくなってしまうかもしれません。

せっかく収納スペースを確保したのに、通路が狭いなどの理由で使いにくいとなれば本末転倒。

なので、土間収納を後付けリフォームする場合は玄関との配分生活導線何を収納したいのか?などじっくり検討することが重要です。

土間収納のデメリット2:建築費がかかる

通常の玄関に土間収納をプラスするとその分建築費がかかります。

「広い玄関と広い土間収納を」と考える場合は家の面積を拡大する必要があり、予算的にも厳しくなってしまいます。

なので、土間収納の中にウォークインクローゼットを設置したり棚を設置したりする費用も踏まえてよく検討することが重要。

予算に合わせて玄関と土間収納スペースの比率を考え、家族全員の生活スタイルに合う空間にすることがデメリットをカバーするために大切です。

土間収納のデメリット3:断熱性が低い

土間は底冷えしやすいコンクリートやモルタルなどの床材を使うため断熱性が低く、冬場の玄関が冷えやすくなるデメリットがあります。

玄関と土間収納をカーテン1枚でつないでしまうと寒さや湿気のにおいが気になりやすいため、ドアを設置するなど空間を分けることがおすすめ。

また、土間収納で作業を行う場合は暖房器具の設置も考えておきましょう。

土間収納に必要な玄関の広さ・間取り

土間収納に必要な玄関の広さ・間取り

ここからは、土間収納にリフォームするために必要な玄関の広さについて紹介していきます。

土間収納は広い方が快適なイメージが湧きますが、その家庭やコストに合った大きさをよく検討することが大切。

また、玄関が狭くなりすぎない間取りにするために、玄関の広さと土間収納はバランス良く取らなければなりません。

これから紹介していく程よく快適に使えるおすすめの間取りを参考にして、土間収納の大きさを考えていきましょう。

玄関を土間収納にするおすすめの間取りは1畳〜2畳

一般的な住宅に合わせやすい土間収納の間取りは1畳~2畳ほどです。

人間ひとりが作業することができ、荷物の出し入れができる間取りを確保することで快適な土間収納になります。

重要なポイントは、土間収納に何を収納するのか、どんな活用をするのかという使用目的

収納する物に対して60cmのスペースを確保すると狭くなり過ぎず、出し入れもスムーズにできます。

自転車やベビーカーを日常的に出し入れする場合は、玄関ドアから土間収納までの導線をよく考えておくことも重要なポイント。

土間収納を趣味部屋としても活用したい方は、収納部分+作業スペースも考慮しておきましょう。

なお、土間収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

失敗しない土間収納のポイント

失敗しない土間収納のポイント

せっかく土間収納を作ったのに使いこなせない、使い勝手が悪くて後悔しているという人も実は少なくはありません。

玄関の限られたスペースで土間収納をレイアウトするのは意外と難しく、先ほどお伝えしたデメリットの部分に注意しながらプランを考えることが大切です。

満足度の高い土間収納にするために、以下でご紹介する失敗しない土間収納のポイントをしっかり押さえていきましょう。

失敗しない土間収納のポイント1:玄関のスペースを広く取りすぎない

1つ目のポイントは、玄関のスペースを広く取りすぎないこと。

玄関の広さを優先し過ぎて、土間収納の収納力を下げてしまわぬように注意してください。

せっかくコストをかけて土間収納を設けたのに、中途半端なスペースで作ってしまうと使用用途も限られてしまいます。

また、土間収納が狭いと荷物の出し入れが困難になるため、使いにくさも感じてしまうでしょう。

生活を送る上で収納したい物は増えていくものと想定をして、玄関と土間収納の比率を検討してください。

失敗しない土間収納のポイント2:収納する物をあらかじめ想定しておく

2つ目のポイントは、収納する物を予め想定しておくこと。

「土間収納があれば何でも収納できる」と安易に考えて何となく作ってしまうと、「失敗した!」と後悔してしまう場面に遭遇してしまうかもしれません。

最初は小物ばかりを収納するつもりが、キャンプ用品なども収納したくなった時に「もう少し広いスペースを確保すれば良かった」と後悔することもあります。

また、子供が生まれる時に備えて、ベビーカーやおもちゃなどを収納できる余裕を確保しておいた方が後々助かるかもしれません。

収納する物に合わせて収納棚や導線を考えていき、家族それぞれが使いやすい土間収納にすることが失敗しないコツです。

失敗しない土間収納のポイント3:扉は引き戸がおすすめ

3つ目のポイントは、扉は引き戸にするということ。

土間収納に付ける扉は引き戸がおすすめです。

開き戸ではドアを開けるためのスペースを確保する必要があり、玄関スペースが狭くなる上に荷物の入れ出しでドアにぶつかってしまうかもしれません。

引き戸の方が大きな扉にしても邪魔にならず、荷物を抱えながら帰宅した際にも片手で開いて搬入できるのでとても便利。

もし小さな土間収納を設置する場合はあえて扉を設置しない、ロールカーテンで簡易的に仕切ることも可能です。

生活導線を邪魔しない方法を選ぶようにしてみてください。

土間収納に設置しておくと便利なもの

土間収納に設置しておくと便利なもの

これから玄関に土間収納を確保する方、土間収納にリフォームする方は次のものを設置しておくと大変便利。

土間収納を設置した後に「付けておけばよかった」と後悔しやすいアイテムばかりなので、ぜひ参考にしてください。

照明

つい忘れがちですが、玄関だけでなく土間収納にも照明を付けておきましょう。

土間収納は薄暗いため、ある程度の明るさがないと収納した物をすぐに探し出せなくなります。

作業をする趣味部屋として活用する方も忘れずに照明を設置しましょう。

換気扇

土間収納に換気扇は必須アイテムです。

密閉状態になりやすいため湿気がこもりやすく、梅雨の時期はカビが繁殖しやすいので換気は非常に大事。

DIY工具やオイルなどを収納する方はニオイへの配慮のためにも換気扇をこまめに回しましょう。

快適な玄関を保つためにも、土間収納の換気への配慮は怠らないようにしてください。

コンセント

土間収納で掃除機や電動工具を使いたい時のために、コンセントの設置も忘れてはなりません。

ここで注意したいのが、床が濡れる可能性があるためコンセントの設置は高い位置にしておくことです。

DIYを楽しみたい方は使いやすい場所にコンセントを設置しておくと後々重宝します。

土間収納の活用法

土間収納の活用法

土間収納の最大の良さは、収納以外の幅広い活用に使えるという所です。

ただの収納庫として終わらせるのは大変勿体ないので、暮らしが豊かになる使い方を見つけましょう。

そこで、ここからはライフスタイルや趣味に合わせた土間収納の活用法をご紹介していきます。

土間収納の活用法1:趣味を楽しむ作業場として

DIYで物作りをしたり、サーフボードのメンテナンスをするなど趣味に没頭する作業場として土間収納は大活躍します。

土足で気楽に使えるので多少の汚れは気にしなくても良く、アトリエのような自分だけの空間が持てます。

読書が好きな方は椅子を置いてコーヒーを飲みながらゆっくり過ごす、という活用もおすすめ。

パソコンデスクを置いてテレワークにも活用できます。

土間収納の活用法2:重い荷物置きとして

玄関を土間収納にすると、重くてかさばる家電や荷物を収納できるので大変便利です。

例えば、ゴルフのキャリーバッグやサーフィンボードのような、室内に置きたくない大きくて汚れやすいスポーツ用品も土足で使う土間収納なら安心。

外に置いて濡らしたくない灯油タンクを置くこともできます。

他にも、旅行にしか使わないスーツケース、ストーブや扇風機のような季節家電も土間収納にまとめて収納すると家の中がスッキリするのでおすすめです。

土間収納の活用法3:ペットの足を洗う場所として

ペットを飼っている方は、土間収納に足洗い場を設置すると大変便利なのでおすすめします。

散歩から帰宅したらそのまま土間で足を洗えば玄関を汚すことがなく、お風呂場まで抱きかかえて運ぶ必要もありません。

土間収納があればペット用品の備蓄もしやすくなり、大容量のフードやシートを確保できるので大変おすすめです。

自宅に合った土間収納を見つけて玄関をリフォームしよう

自宅に合った土間収納を見つけて玄関をリフォームしよう

いかがだったでしょうか。

外と玄関をつなぐ土間収納がある暮らしは、使い方次第で幅広い活用ができます。

省スペースの玄関を土間収納にリフォームする際には、本記事でお伝えした広さやメリットとデメリットを把握した上でご検討ください。

理想的な土間収納にリフォームして個性的な暮らしを実現しましょう。

なお、土間収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

もし、土間収納へのリフォームで火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。

スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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