「おしゃれなイメージのステンレスキッチンを取り入れようと思っているけど、良さがいまいちわからない」
そう感じて決めかねている人もいるでしょう。
ステンレスキッチンは、おしゃれなだけでなく機能性にも優れたキッチンです。
この記事では、メリットやデメリットをはじめ、おすすめのメーカーや実際に使うときの収納法、価格の違い、格安で手に入れる方法などを解説します。
ステンレスキッチンの特徴を理解した上で納得して取り入れることで、長く愛情を持って使い続けることができるはずです。
ぜひ、キッチン選びの参考に最後まで読んでみてくださいね。
ステンレスキッチンへのリフォームには、火災保険を使えることがあります。
火災保険の申請をする際には、申請サポート業者を利用するのがよいでしょう。
1.ステンレスキッチンとは
ステンレスキッチンは、機能面とデザイン面に優れたキッチンです。
機能面では、ステンレスが耐熱性や強度、加工性に富む点が評価できます。
デザイン面では、他のインテリアと合わせやすく高級感がある点が優秀です。
魅力的なステンレスキッチンを理解するために、この項目では3つのテーマで基礎知識を見ていきましょう。
- ステンレスの特徴
- 台所の歴史
- 人気のステンレスアイランドキッチン
それぞれ解説していきます。
(1)ステンレスの特徴
ステンレスの正式名称は「stainless steel」で、さびにくい鉄という意味になります。
約100年前にイギリスで開発されるまで、主に使われていたのは鉄でした。
使い勝手の良い鉄ですが、さびやすいのが欠点です。
そこで解決策として作られたのが、鉄にクロムやニッケルを合成したステンレス。
ステンレスがさびにくいのは、クロムが空気中の酸素と結合して薄い膜を作るためです。
この膜が、鉄と酸素が結合して酸化してしまうのを防ぐ役割を担います。
自己再生することもできるので、メンテナンスが必要ないです。
ステンレスは、複数の物質と結合した合金鋼であるため、さびに強く汚れにくいキッチンに最適な素材なのです。
(2)台所の歴史
では、日本で現在のようなスタイルのキッチンが浸透するまでの変遷はどのようなものだったのでしょうか?
日本の台所に変化が起こったのは、大正時代以降です。
今のように立って炊事ができるように改良されたことと、ガスや電気、水道の整備がはじまりました。
江戸時代から明治にかけては、床の上または土間で、かまどや七輪を使って料理をしていました。
昭和初期になると、現代の台所のスタイルに近くなってきます。
昭和30年頃までは、暗い北側に配置されているのが一般的な台所の位置でした。
高度成長期における共働き世帯の増加も、快適なキッチンへと進化を遂げる要因です。
こうして、現在のように家族が集まるダイニングに明るいキッチンが配置されるスタイルが定着しました。
(3)人気のステンレスアイランドキッチン
昨今では、アイランドキッチンのスタイルを取り入れたステンレスキッチンも人気です。
人気の理由は、自由度が高くてコミュニケーションをとりやすい点にあります。
シンクなどが島のように壁から離れて独立しているため、視界を遮るものがありません。
リビングやダイニングと近くなることで、一体感のある造りになっています。
つまり、料理や片づけをしているときでも、リビングやダイニングに座ってる人たちとの会話が楽しめるのです。
料理が好きで、友だちを招くことが多い人に向いていますね。
デザイン性も高く、リビングやダイニングの中で存在感のある空間を演出できます。
また、左右から通れるので家事動線にも優れています。
今後も、ステンレスアイランドキッチンのように使い勝手とデザイン性の良さを両立したステンレスキッチンの登場を期待したいですね。
以上が、ステンレスキッチンの基礎知識でした。
続いては、ステンレスキッチンのメリットを紹介します。
ステンレスキッチンの魅力はどんなところにあるのでしょうか?
2.ステンレスキッチンのメリット3つ
この項目では、ステンレスキッチンのメリットについて掘り下げて解説します。
ここで挙げるメリットは、以下の3つです。
- ステンレスの性質により汚れや熱に強い
- 臭いが付かず清潔
- 高級感がありデザイン性が高い
いずれも、理想的なキッチンを実現するのに欠かせない要素となっています。
詳しく見ていきましょう。
(1)ステンレスの性質により汚れや熱に強い
ステンレスキッチンの1つ目の特徴は、汚れが付きにくく掃除しやすいことです。
料理をするキッチンに、清潔感が求められます。
ステンレスの表面には薄い膜があるため、さびにくい上に汚れもつきにくいです。
また、熱に強い魅力もあります。
ステンレスには熱伝導率が低い性質があるため、500度くらいまでなら熱い鍋などを直置きしても問題ありません。
使用頻度が多い場所なので、きれいな状態を手間を掛けずにキープできるステンレスキッチンは優れているといえるでしょう。
(2)臭いが付かず清潔
ステンレスの2つ目の特徴に、臭いがつきにくい点が挙げられます。
なぜなら、ステンレスが臭いの元になる物質と化学反応を起こすからです。
ステンレスから発生するマイナスイオンと、プラスイオンの性質を持つ悪臭の元が結合することで臭いが発生しません。
また臭いが付かないと、臭いに引き寄せられる害虫が少なくなる効果も。
そのため、飲食店や医療の現場など衛星面に気を配る場所でステンレス製のキッチンが使われています。
キッチンにおいて、臭いがつきにくいことは大きなメリットの1つですね。
(3)高級感がありデザイン性が高い
3つ目の特徴は、シンプルな見た目でまわりのインテリアと馴染みやすいことです。
楽しく料理をするには、デザインの良さも譲れません。
そのため、ステンレスキッチンは、スタイリッシュで洗練されたキッチンを理想にしている人にとっておすすめです。
また、独特な光沢感は高級感を感じさせてくれるので、部屋全体をグレードアップする効果も期待できます。
ステンレスキッチンにお気に入りのキッチンツールを並べれば、毎日の料理がさらに楽しくなるでしょう。
以上が、ステンレスキッチンのメリットでした。
このように良い点ばかりが目につくステンレスキッチンですが、マイナス面もあります。
後で後悔しないために、デメリットもしっかり確認しておきましょう。
3.ステンレスキッチンのデメリット3つ
どんな素材のキッチンでもいいことばかりではありません。
この項目では、ステンレスキッチンのデメリットを以下3点で解説していきます。
- 衝撃によりへこむ
- 別のサビがつくことがある
- 見た目が寂しい印象がある
それぞれ確認しましょう。
(1)衝撃によりへこむ
ステンレスキッチンは、表面に傷がつきやすく目立ちやすいデメリットがあります。
滑らかで美しい表面のため、逆に傷が目につきやすいです。
ステンレスに含まれるクロムという物質は酸素と反応することで表面の膜を再生する性質があります。
そのため、多少の傷は自己修復するのですが、大きな衝撃や鋭利なものによる傷は修復できません。
必要以上に神経質になることはありませんが、傷をつけたくない人は注意して使用しましょう。
考え方によっては、傷は時間が経つ中で深みを増していくという見方もできますね。
(2)別のサビがつくことがある
基本的に、ステンレスはサビにくいです。
ただし、サビがついたものを長時間ステンレスキッチンに置いておくことで、サビが移ってしまうことがあります。
例えば、金属製のものを濡れたまま放置しないように片づける工夫が必要です。
他にも、塩分を含んだ液体はサビの大敵なので、放置しないようにしましょう。
また、次のような場所はステンレスでもサビやすくなります。
- 水分や汚れが溜まってしまいやすい場所
- 傷がある場所
- 普段目につかない場所
台拭きを常備してこまめに水分を拭き取ったり、金属性のものはすぐに処理することを徹底しましょう。
(3)見た目が寂しい印象がある
スタイリッシュなのがステンレスキッチンの魅力ですが、見る人によって無機質な印象に映る場合もあります。
人それぞれ嗜好の問題ですが、イメージに合わせて他の素材と組み合わせることで無機質さが解消できるでしょう。
床や扉などに木材を取り入れることで、温かみのある雰囲気にできます。
シンプルで飾り気のないステンレスキッチンをうまく利用して、理想のキッチンに仕上げましょう。
以上が、ステンレスキッチンのデメリットでした。
考え方次第で解決できそうなデメリットでしたね。
次の項目では、実際にステンレスキッチンを取り入れる際におすすめのメーカーを消化します。
気になるメーカーの特徴を早速見ていきましょう。
4.ステンレスキッチンのおすすめメーカー3選の特徴
この項目では、実際にステンレスキッチンを購入するために、参考になるメーカーの特徴を紹介していきます。
人気のある大手メーカーである、以下の3社を見ていきましょう。
- クリナップ
- LIXIL
- IKEA
特徴や違いはどのようなものでしょうか?
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)クリナップ
ステンレスキッチンに強いこだわりを持ち、力を入れているのがクリナップです。
1949年創業のクリナップは、70年経った現在まで日本のキッチンに合わせて使い勝手の良い様々な工夫を重ねてきました。
例えば、掃除がしやすいように計算されたシンクや自動洗浄が可能な換気扇などです。
ほとんどのキッチン製品に、高品質なステンレスが使われている点も魅力的ですね。
システムキッチンのパイオニアでもあるクリナップは、2018年に次の2つの新ブランドを発売しました。
- 最高級ステンレスキッチン「CENTRO」
- クリナップを代表する「STEDIA」
いずれも、ステンレスの強みを生かした機能的でデザイン性にも優れたステンレスキッチンです。
ステンレスキッチンの良さを存分に生かした、快適なキッチンを希望している人に選ばれています。
(2)LIXIL
LIXILは水回りを全般に手掛けており、2011年に住宅設備や建材の大手メーカー5社が合併して誕生しました。
主力商品は、快適さとデザイン性が実現されているリシエルSI。
特徴は、キッチンをトータルでコーディネイトするのを得意としていることです。
バランスの良いキッチンを実現するために、バラエティに富んだ商品が揃っています。
キッチンコンセントの配備や収納しやすい工夫、ハンズフリー水栓など、使う人の立場で考えられた機能が備わっているのも嬉しいポイント。
生活スタイルに合わせてコーディネイトしたい人におすすめです。
(3)IKEA
北欧ブームのきっかけにもなったIKEAは、イメージに合わせて自在にデザインできるのが特徴です。
IKEAで選べるのは、I型やL型、アイランド型といったレイアウトだけではありません。
キャビネットから扉、取っ手に至る細かい部分まで全て選べます。
キッチンスペースの形や配置は家庭によって異なるので、自在に組み合わせて選べる点が魅力的ですね。
こだわりがあり、理想のキッチンを1から作り上げたい人には最適です。
以上が、ステンレスキッチンを購入する際におすすめの3社の特徴でした。
それぞれの特徴を考え、好みに合わせて選びましょう。
次の項目では少し視点を変えて、ステンレスキッチンでおしゃれな収納を叶えるための方法を紹介します。
生活する中で上手に収納するテクニックは重要なので、ぜひ参考にしてください。
5.ステンレスキッチンのおしゃれな収納法5つ
ここまで見てきて、具体的にどんなステンレスキッチンが良いかイメージが膨らんできたのではないでしょうか。
しかし、せっかく理想のステンレスキッチンを手に入れても、整理できなくて雑然としたキッチンになってしまっては台無しです。
この項目では、5つのおしゃれで快適な収納法を紹介します。
- グループで分ける
- 収納する棚を用途に合わせる
- ステンレスキャビネットキッチンは縦に収納する
- 造作キッチンステンレスで収納イメージに合わせる
- キッチンカウンターを活用する
それでは、1つずつ見ていきましょう。
(1)グループで分ける
収納の基本の1つに、消耗品や嗜好品といったグループごとに分けて収納する方法があります。
グループに分けたら、取り出しやすい場所を定位置として設定しましょう。
取り出したら、必ず同じ場所に戻します。
ポイントは、動線を考えて適切なサイズと位置を心掛けることです。
例えば、以下のようなイメージです。
- ガス台の下…使用頻度の高い調理器具(鍋やフライパン、ボウルなど)
- シンクの下…使用頻度の高いアイテム(掃除用グッズ、漂白剤など)
- 作業台の下(上)…カトラリー(箸、フォーク、スプーンなど)
- 作業台の下(下)…軽めのキッチンアイテム(ラップ、キッチンペーパー、輪ゴム、ポリ袋など)
- 棚①…ストック(缶詰、調味料など)
- 棚②…使用頻度の低いアイテム(お弁当箱、水筒、保冷バッグ、ペットボトルカバーなど)
それぞれの家庭で、使うアイテムや頻度が変わってくるので、これまでの生活を振り返りながら考えてみてください。
収納する際は、100円ショップのかごや空き箱などを利用すると経済的です。
収納のデザインを選ぶ際は、統一することで一体感が出ておしゃれになります。
(2)収納する棚を用途に合わせる
キッチンが片付いた状態を継続させるためには、使う用途に合わせて棚の中を工夫することも大切です。
まずは、取り出しやすさと収納しやすさを念頭に置いてみてください。
例えば、書類などを入れるファイルボックスで仕切りを作ると取り出しやすいです。
上にある棚は取り出しにくいので、中が見えるタイプの引き出し型のラックに入れる工夫もできます。
見た目がきれいに収まっていても、戻しにくい収納は維持しづらいです。
収納する場所や収納の仕方を決めるときは、必ず継続可能か否かも検討しましょう。
(3)ステンレスキャビネットキッチンは縦に収納する
ステンレスキャビネットとは、キッチンで使うステンレス製の収納棚のことです。
ステンレスの特性を活かして耐久性に優れ、汚れや臭いがつきにくいため、収納に向いています。
すき間のスペースを利用して、縦に収納するのもおすすめです。
シンプルなデザインなので、収納する際に小物を使うとおしゃれさが増します。
おしゃれに見せるためには、次のようなテクニックを活用してください。
- 調味料などは統一した小瓶に移し替える
- 上から見て中身がわかるようにキャップにラベルを貼る
- かごやバスケットなど温かみのある素材のアイテムで仕切る
ステンレスの質感を活かして、おしゃれで使い勝手の良いキッチンを作りましょう。
(4)造作キッチンステンレスで収納イメージに合わせる
イメージにぴったり合ったステンレスキッチンを叶えるのが、造作キッチンです。
造作キッチンでは、間取りやイメージに合わせてキッチンを職人さんに作ってもらいます。
フルオーダーで作り上げたキッチンなら、使うほどに愛着がわく空間になるでしょう。
オーダーメイドでなら、手持ちの道具やキッチン家電などに合わせた収納スペースも作れます。
収納を考えるために、事前にキッチンに置く全てのアイテムを揃えておくとスムーズですね。
1つひとつのアイテムのサイズを測って、最適な収納スペースを作りましょう。
キッチンに強いこだわりを持っている人は、造作キッチンも検討してみてください。
(5)キッチンカウンターを活用する
キッチンカウンターは、見せる収納として利用可能です。
ただし、あまりたくさん物を置くと生活感が出てしまいます。
置いても見映えの良いアイテムを最小限に絞り、装飾の一部として収納するようにしましょう。
例えば、ステンレスキッチンと相性の良いワイヤーのスパイスラックを置くとおしゃれに見えます。
スパイスの瓶は同じメーカーで統一すると、一体感が生まれるのでおすすめです。
デッドスペースになりがちなカウンターの下にも気を配りましょう。
ステンレスキッチンに合わせてステンレス製のワゴンを置いて、動かせる収納スペースにするのもいいですね。
キッチンカウンターは、むき出しの収納になるので少し工夫をしてみましょう。
- 籐のかごに入れて手ぬぐいをかけておく
- コーヒーや紅茶のセットをまとめて箱に入れて常備しておく
- アンティークの缶などに無機質なコンセント類を入れて収納する
このように、置いてあっても邪魔にならない収納として利用できると良いですね。
以上が、ステンレスキッチンのおしゃれな収納方法の紹介でした。
取り入れられそうなものがあれば、ぜひ実践してみてくださいね。
ここまででイメージが膨らんできたら、予算も気になります。
次は、ステンレスキッチンの価格を解説するので、確認してみましょう。
6.ステンレスキッチンの価格の違い3つ
前の項目では、プラスアルファの知識として収納法を紹介しました。
機能も収納も理解できたら、次は予算も把握しましょう。
ステンレスキッチンは、一般的なキッチンより高額なオールステンレスキッチンや手ごろな価格のキッチンがあります。
相場としては、40~200万円くらいと考えてください。
約160万円もの差がありますが、どんな違いがあるのでしょうか?
この項目では、以下の3つの視点で価格の違いを解説します。
- グレードによる違い
- 安いステンレスと高いステンレスの違い
- オールステンレスシステムキッチンの価格
想定している予算と照らし合わせて、ぜひ参考にしてください。
(1)グレードによる違い
ステンレスキッチンのグレードは、収納の扉部分の材質によって変わります。
一般的なキッチンは、扉の材質に木材を使っています。
扉の材質がステンレスになれば、グレードが上がり料金も付随して上がるというわけです。
また、グレードが高いキッチンは全てステンレスで一体化され、長く使えるように工夫されています。
(2)安いステンレスと高いステンレスの違い
ステンレスにも種類があるため、金額が変わります。
基本的に、キッチンに使われるステンレスは次の2種類。
- 低価格なSUS430
- 高価なSUS304
SUS430はクロムの割合が約13%で、一般家庭のキッチンに使われています。
対して、クロムが約18%に加えてニッケルを約8%含んでいるのがSUS304です。
SUS304の特徴は、SUS430より耐食性に優れていて熱にも強いことで、主に飲食店などの業務用に使われています。
見分ける方法は、磁石がつくのがSUS430でつかないのがSUS304といった形です。
SUS430が低品質というわけではなく、SUS304と比較すると見劣りする程度の違いしかありません。
そのため、安価なSUS430でも日常生活で使用するには問題のない品質です。
(3)オールステンレスシステムキッチンの価格
高額なステンレスキッチンといえば、オールステンレスシステムキッチンです。
オールステンレスシステムキッチンを使いたい場合、価格帯は200万円程度で想定しましょう。
次にような理由で、全てをステンレス素材で作るキッチンは高額になってしまいます。
- ステンレスの素材が高価
- 加工に高度な技術が必要
- グレードが高い
ステンレスで統一することで清潔でおしゃれなキッチンになりますが、予算との折り合いがつかない人もいるでしょう。
価格が気になる場合は、キャビネットや扉など部分的に木材を取り入れることでコストを抑えられます。
具体的なキッチンのイメージと予算感を業者に伝えて、相談してみるのも1つの方法です。
ここまでが、ステンレスキッチンの相場の紹介でした。
「理想と現実がかけ離れていて実現できそうもない!」
このように落胆している人のために、最後の項目で格安でステンレスキッチンを実現するための策について解説します。
理想のキッチンを手に入れるために、確認してみましょう。
7.格安でステンレスキッチンを実現するポイント
ステンレスキッチンの相場は高くなりがちですが、工夫次第で格安に手に入れられます。
この項目では、ステンレスキッチンを実現可能な予算までコストダウンするためのヒントを2点に分けて解説します。
- ステンレスシートキッチンを活用する
- ステンレスフレームキッチンを選ぶ
お金が足りないから無理だと諦めないで、ぜひ参考にしてみてください。
(1)ステンレスシートキッチンを活用する
ステンレスシートとは、貼るだけでステンレス製に見える壁紙のことです。
シールタイプで自在にカットでき、防水・耐熱効果もあります。
ステンレスシートを使えば、既存のキッチンをリフォームすることなくステンレスキッチンに変えることも可能です。
使っていくうちに不具合があれば、簡単に貼り直しできる点も嬉しいですね。
木材やプラスチックなど材質を問わず、平らな面であればどこでも貼ることができます。
金額は40cm×2mのサイズで1,000円前後なので、かなり安くステンレスキッチンにリメイクできます。
ステンレスの武骨な雰囲気を取り入れたいという人は、試してみてください。
(2)ステンレスフレームキッチンを選ぶ
ステンレスフレームキッチン とは、その名の通りフレームのみのキッチンです。
シンク付の天板と脚だけがあり、それ以外の部分は全て空洞になっています。
ステンレスフレームキッチンのみの相場は、約30万円です。
水道設備は付いていますが、引き出しやコンロなどをつける場合は全て別オプション。
そのため、予算に合わせて必要最小限のオプションを付けるなど、料金を調節可能です。
また、自分でオプション部分を取り付けることでコストを下げられます。
以上が、ステンレスキッチンをコストダウンするための方法でした。
予算に合わせたステンレスキッチンを手に入れるなら、紹介した方法を試してみましょう。
まとめ:衛生的でおしゃれなステンレスキッチンを手に入れよう
ステンレスは、汚れやさびに強く臭いが付きにくいのでキッチンに最適です。
シンプルで滑らかな素材は傷が目立ちやすいというデメリットもありますが、使い込むうちに風合いが増すという見方もできます。
機能面もデザイン面も気に入ったら、メーカーを選びましょう。
おすすめのメーカーは、次の3社です。
- ステンレスに強いクリナップ
- コーディネートに長けているLIXIL
- カスタマイズできるIKEA
シンプルなステンレスキッチンは、収納次第でお店のようにおしゃれになります。
また、予算に合わせてキッチンを選べるので、よく調べて比較してみましょう。
どうしても予算的に厳しい場合は、格安で実現する方法を選択するのも手です。
この記事を参考に、長く使っていける理想のステンレスキッチンへのリフォームを叶えてくださいね。
なお、ステンレスキッチンへのリフォームには、火災保険を使えることがあります。
ステンレスキッチンへのリフォームを依頼する前に、火災保険が利用できるか確認してみましょう。火災保険の給付金でリフォーム費用がまかなえるかもしれません。
リフォーム後に申請してしまうと、被害箇所の確認ができないため給付金がもらえない可能性があります。もし、火災保険申請を自分で行うのに不安があるなら、火災保険申請サポートを利用するのがおすすめです。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力をかりるといいでしょう。
「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。
気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。