リフォームできるTOTOトイレの種類とは？特徴と価格を分かりやすく解説

愛らしいビッグベン・リトルベン・ミクロベンのCMでもおなじみのTOTOのトイレ。

TOTOは、便器から便座、住宅用システムトイレなど豊富な種類の商品を取り扱っています。

この記事で、TOTOのトイレの特徴や製品の一覧を見ていきましょう。

金額や他社メーカーのリフォーム費用も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

トイレをリフォームしたい、TOTOのトイレの何が良いのか知りたい人は、必見です。

トイレのリフォームには、火災保険を使えることもあります。

火災保険の申請にお悩みなら、申請サポート業者の利用がおすすめです。

１．TOTOでトイレをリフォームするなら知っておきたい予備知識

出典：ネオレストNX｜TOTOのトイレ（便器）・ウォシュレット（温水洗浄便座）

まずは、TOTOが取り扱う製品やサービスについて見ていきましょう。

• TOTO(東陶機器)が主に取り扱うのは洋式便器と便座｜大便器
• TOTOのリフォーム満足度を上げるあんしんリモデルとは
• TOTOのトイレ製品の電子カタログはオンラインでも検索・閲覧可

トイレ用品の用語も紹介するので、リフォームの知識として参考にしてください。

（１）TOTO(東陶機器)が主に取り扱うのは洋式便器と便座｜大便器

TOTOは、世界で初めて温水洗浄便座を製造・販売した会社です。

耳にすることが多いウォシュレットⓇという言葉は、TOTO製の温水洗浄便座を意味します。

これほどまでに製品名が世の中に定着している例は、そう多くはありません。

TOTOがいかに日本で、トイレメーカーとして名を馳せているかがわかります。

そんなTOTOが主に取り扱っているのは、洋式便器と便座・大便器です。

トイレは小便器と大便器に分類されます。

小便器とは男性トイレにある、小便専用の便器。

大便器は、腰掛大便器や洋風大便器と言われるもので、椅子型のトイレです。

また、大便器は以下の2つに分類されます。

• 座って用を足す洋式便器
• しゃがんで用を足す和式便器

ちなみに、日本の住宅で採用されている数が多いのは洋式便器です。

総務省統計局の調査によれば、洋式便器を設置している家庭は全体の約9割であることがわかっています。

TOTOがメインで手掛けている洋式便器は、日本中のどの家庭にもある身近なものです。

（２）TOTOのリフォーム満足度を上げるあんしんリモデルとは

TOTOには、お客様の満足度を上げる様々なサービスやシステムが存在します。

なかでも、リフォームを検討する人にとって重要なのがあんしんリモデル。

リモデルとは、日本で言うところのリフォームを意味します。

つまり、あんしんリモデルとは、安心できるリフォームという意味です。

あんしんリモデルについて、4つのポイントに分けてお話します。

• 施工事例の紹介
• プロショップ（工務店）の紹介
• 問い合わせ窓口
• ショールーム

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

施工事例の紹介

あんしんリモデルでは、過去に手掛けたリフォームの実例を参照できます。

また、豊富な施工実績があるので、条件検索から自分に合った実例を検索可能です。

施工実績を確認することで、リフォーム後の状態をイメージしやすくなります。

トイレを新しくしたいけど、どのような形が良いか想像できない場合に非常に嬉しい仕組みです。

施工事例の紹介によって、予算に応じたリフォームの実現が可能になります。

プロショップ（工務店）の紹介

次に、リフォームを施工してくれるプロショップを選びます。

リモデルクラブに登録した工務店から、工事依頼可能です。

TOTOの品質基準を満たした工務店ばかりなので、安心して施工を依頼できるでしょう。

最大5社に見積もりを依頼できるので、納得いくまで調整ができます。

問い合わせ窓口

さらに、あんしんリモデルには、お客様専用の相談ダイヤルが設けられています。

リフォーム前後の質問はもちろん、相談ごとにオペレーターが対応してくれます。

疑問や不安を解消しながら、安心してリフォームを依頼できるでしょう。

ショールーム

最後に実際の設備を目で見て体感できるショールームです。

TOTOは、全国に約100ヶ所のショールームを持っています。

さらにショールーム専任のアドバイザーも在籍しているので、相談も気軽にできます。

（３）TOTOのトイレ製品の電子カタログはオンラインでも検索・閲覧可

TOTOは、公式サイトに電子版のカタログがありオンライン検索可能です。

カタログでは、FCF2221などの型番を検索窓に入力するだけで簡単に検索できます。

カタログは郵送でも取り寄せられるので、必要なときはぜひ活用してください。

また、カタログとは別に製品の特徴やサイズが記載された仕様書もあります。

端的に製品の特長が記載されているので、イメージを掴むよりスペック比較をしたい人におすすめです。

仕様書は、“TOTO ZJ”などと型番のシリーズ名でも検索できます。

２．TOTOトイレの清潔を支える3つの独自技術のびっくリーン技術とは

出典：GG／GG-800 – 商品紹介・価格情報｜TOTOのトイレ（便器）・温水洗浄便座「ウォシュレット」

TOTOのトイレには、びっくリーン技術と呼ばれる特徴的な技術があります。

びっくリーン技術で得られるのは、以下の3つの効果です。

1. 使うことで除菌
2. 汚れを付着させない
3. 掃除の手間を省く

それぞれ、詳しい内容を見ていきましょう。

（１）使うことで除菌

TOTOのトイレは、使うほどにトイレを清潔に保つ機能が備わっています。

便器の水たまりやノズルは、便器が自動できれい除菌水を流し清潔を保ちます。

脱臭は、便器がよく利用される時間帯を記憶して作動し、使用中の臭いも逃しません。

TOTOのトイレは、使えば使うほどきれいに保たれる機能が充実しているのです。

きれい除菌水とは

きれい除菌水とは、TOTOが誇る独自技術です。

通常の水を電気分解の力によって、次亜塩素酸水に精製します。

次亜塩素酸水には除菌作用があるため、便器内とトイレ空間の除菌に効果的です。

また、洗剤や薬品の力を借りずに除菌できるので、エコにも配慮されています。

（２）汚れを付着させない

TOTOの便器には、汚れを付着させない工夫が施されています。

まず、便器の表面はナノレベルで磨き上げられており、非常になめらかです。

そのため、汚れや黒ずみの原因となるカビが付着しにくくなっています。

腰を下ろすと同時に便器に水が噴射される機能もあり、水の膜で汚れを付着させません。

洗浄水も渦を巻くように流れていくので、効率よく便器内を洗い流す設計です。

（３）掃除の手間を省く

TOTOの洋式便器は、すっきりとしたデザインです。

そのため、細かくて煩わしいトイレ掃除の無駄が省けます。

例えば、汚れが溜まりやすい便器のフチがありません。

死角になる部分がなければ、掃除の手間が減ります。

さらに、無駄なくぼみや継ぎ目もないので、とても掃除しやすい工夫が施されているわけです。

製品によっては便座が取り外せて、楽に掃除ができるものもあります。

TOTOの製品は、汚れが付着しにくく溜まりづらい構造なのです。

３．【画像付き】TOTOメーカーの製品本体価格・値段一覧！

出典：トイレのリフォーム写真集一覧 | TOTO

ここからは、TOTOの製品を一覧で見ていきましょう。

各製品を以下の3つに分類し、画像も合わせて紹介します。

1. ウォシュレットⓇ一体型HVトイレ製品一覧
2. ペーパーホルダーや収納のすべてを兼ね備えた住宅用システムトイレ
3. 温かな座り心地でほっと安らぐTOTOの便座（ウォシュレットⓇ）一覧

公式ページに記載のあった本体価格をまとめているので、参考にしてください。

（１）ウォシュレットⓇ一体型HVトイレ製品一覧

出典：FD – 商品紹介・価格情報｜TOTOのトイレ（便器）・温水洗浄便座「ウォシュレット」

まずは、ウォシュレットⓇが一体型となったトイレの一覧です。

おしゃれなレストルームを目指すならタンクレス｜ネオレストシリーズ

出典：ネオレストNX｜TOTOのトイレ（便器）・ウォシュレット（温水洗浄便座）

ネオレストには4つのシリーズがあり、価格と主な機能は下記のとおりです。

タンクレスシリーズのトイレは、なんといっても空間全体がすっきり見えることです。

掃除がしやすい形状で最新型機種も有り｜ピュアレストシリーズ

出典：ピュアレストEX – 商品紹介・価格情報｜TOTOのトイレ（便器）

ピュアレストシリーズは2種類ありますが、どちらも温水便座をセットするタイプのトイレです。

オーソドックスながら、機能が充実しています。

超節水機能が充実している｜GGシリーズ

GGシリーズは、2種類あります。

節水に気を使いたいなら、GGシリーズがおすすめです。

浮いてるフローティング（壁掛け）タイプ｜FDモデル

出典：FD – 商品紹介・価格情報｜TOTOのトイレ（便器）・温水洗浄便座「ウォシュレット」

FDシリーズはその名の通り、配線や配管の見えない壁掛けタイプのトイレです。

タンクレスをおしゃれに進化させたトイレといえるでしょう。

インテリア性も高く、壁紙を自由に選ぶ楽しみが広がります。

自宅介護にも重宝する｜ベッドサイド水洗トイレ

出典：ベッドサイド水洗トイレ | トイレ | 福祉機器 | 商品情報 | TOTO

ベッドサイド水洗トイレは自宅での介護に便利なタイプです。

介護を見据えたトイレのリフォームをお考えの場合には、チェックしておくとよいでしょう。

（２）ペーパーホルダーや収納のすべてを兼ね備えた住宅用システムトイレ

出典：レストパルF／レストパル｜TOTOのトイレ（便器）・温水洗浄便座「ウォシュレット」

住宅用システムトイレは、洋式便座と手洗い場や収納、ペーパーホルダーのすべてが一体化したトイレです。

トイレを上質な空間に演出でき、トイレットペーパーなどの備品保管場所にも困りません。

（３）温かな座り心地でほっと安らぐTOTOの便座（ウォシュレットⓇ）一覧

出典：ウォシュレット® アプリコット – 商品紹介・価格情報｜TOTOのトイレ（便器）・温水洗浄便座

TOTOの代名詞ともいえる、ウォシュレット付きの温水便座の一覧は以下の表のとおりです。

必要とする機能次第で、選べる3つのラインナップがあります。

4．リクシルなどの他メーカーとTOTOのトイレリフォームの価格を比較

TOTOはトイレ関連用品において、業界2位の企業です。

今回は、以下の競合他社とリフォームの金額を比較してみましょう。

1. TOTOのリフォーム実例
2. リクシルのリフォーム実例
3. パナソニックのリフォーム実例

それぞれ順番に紹介していきます。

（１）TOTOのリフォーム実例：25万円

出典：【アクセントウォールのスタイリッシュなトイレ】（株）イエスリフォーム | リフォーム実例・費用 ｜TOTO

まずは、TOTOのリフォームを見てみましょう。

こちらの実例では、トイレをタンクレスに交換し、予算内で壁紙の交換も実施しています。

スタイリッシュで洗練された空間に仕上がりました。

（２）リクシルのリフォーム実例：20万円

出典：LIXIL｜リフォーム施工実例と費用相場サイト｜トイレのリフォーム実例と費用の相場｜リフォーム施工事例詳細（T様邸　家族もニャンコも楽しく暮らす家　（株）マツヤ）

次に、リクシルのリフォームを見ていきます。

こちらの実例は、排水タンクを隠す形で設置された収納がついたトイレです。

窓にもステンドガラス調のシールを貼りました。

（３）パナソニックのリフォーム実例：20万円

出典：トイレのリフォーム費用の相場・目安 | Panasonic

最後はパナソニックのリフォームです。

この実例では、通常の洋式便器からタンクレスへとトイレ交換を行っています。

各メーカーの実例により、トイレのリフォームは25万円程度でできることがわかりました。

トイレの機能にこだわらなければ、壁紙や収納などの別設備を追加することも可能です。

予算に応じたリフォームプランが検討できるでしょう。

5．通販で購入できる？価格.comで比較！TOTOのリフォーム費用一覧

この章では、価格.comを参考にTOTO製品のリフォーム費用を一覧で見ていきましょう。

代表的な3製品の、リフォーム価格の比較表は以下の通りです。

引用：価格ドットコム｜TOTOのトイレ 価格リフォーム料金比較

それぞれ、トイレの機能に応じて価格に差があります。

6．TOTOでのトイレリフォームが向いているのはこんな人

それでは最後に、リフォームするならTOTOのトイレが向いている人について見てみましょう。

1. 豊富な施工実績を知った上でトイレをリフォーム｜リモデルしたい人
2. リフォーム工事を依頼する業者にもこだわりたい人
3. リモデル後のトイレの様子を実際のショールームで確認したい人

向いている人の具体例を知ることで、TOTOのリフォームがご自身に合うかを見極められます。

自分に当てはまるものがないか、確認してみてください。

（１）豊富な施工実績を知った上でトイレをリフォーム｜リモデルしたい人

トイレのリフォームの完成イメージをじっくり考えたい人は、TOTOがおすすめです。

TOTOのリフォームサービスのあんしんリモデルで、リフォームの方針決めから徹底的にサポートしてくれます。

• トイレについて何から調べれば良いかわからない
• 理想のトイレがわからない
• トイレリフォームの実例を見ないとピンとこない

このような悩みがある人は、TOTOでトイレをリフォームしましょう。

（２）リフォーム工事を依頼する業者にもこだわりたい人

TOTOは、独自にリフォームの技術基準を設けています。

基準を満たした加盟工務店は、全国に5,000店舗ほど。

加盟店の多さから、リフォーム工事の品質保持に力を注いでいることが分かります。

素晴らしい製品でも、施工工事が悪ければ台無しになってしまうかもしれません。

業者にこだわりたい人は、TOTOが公式に技術力を認めている工務店に依頼すると良いでしょう。

（３）リモデル後のトイレの様子を実際のショールームで確認したい人

リフォーム後のトイレ設備をショールームで確認したい人も、TOTOがおすすめです。

TOTOのショールーム拠点は、全国におよそ100ヶ所あります。

実際の施工イメージが掴めるだけではなく、使用感なども容易に想像できるはずです。

カタログを眺めるだけでは気づかないメリット、デメリットも知ることができます。

まとめ：安心感があるTOTOのトイレリフォームを利用しよう！

TOTO製品の特徴や種類、リフォームにかかる費用を見てきました。

TOTOは100年以上世のなかにトイレ製品を届けてきただけあって、豊富な施工事例を持っています。

また、施工実績を確認できる点も安心です。

電話相談ではリフォームにまつわるどんな質問にも答えてくれるので、不安な点を解消してから依頼しましょう！

なお、トイレのリフォームには、火災保険を使えることもあります。

トイレのリフォームを依頼する前に、火災保険が利用できるか確認してみましょう。火災保険の給付金でリフォーム費用がまかなえるかもしれません。

リフォーム後に申請してしまうと、被害箇所の確認ができないため給付金がもらえない可能性があります。もし、火災保険申請を自分で行うのに不安があるなら、火災保険申請サポートを利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力をかりるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

→弁護士監修の火災保険申請サポート「修復ナビ」で給付金を無料診断