「ユニットバスの交換をしたいけど、費用の相場がわからない…」
「工期やオプション費用はどのくらいなの?」
上記のような疑問を抱いている人のために、ユニットバスの交換にかかる費用相場を徹底解説。
リフォームの総額はもちろんのこと、部分工事やオプションの費用、工事期間についても分かりやすくまとめています。
ユニットバスの交換を考えている人は、ぜひご覧ください。
ユニットバスの交換には、火災保険を使えることもあります。火災保険を申請するなら、申請サポート業者を利用しましょう。
保険の申請は、個人では被害箇所の特定や申請書類の作成など手続きが煩雑です。 一方、申請サポート会社は建物と火災保険の両方に精通しており、多数の調査や申請時のノウハウを蓄積しているため、申請可能な被害箇所を見逃さず、もらえる給付金を最大化してくれます。
さらに、複雑な申請書類の作成から、信頼できる修理費用の見積もり業者の紹介、現地調査まで丸投げすることができます。 また、サポート会社は保険金の給付が受けられるかの無料相談を実施しています。 信頼できる修理の見積もり業者の紹介も行っているため、まずは専門家に相談をしてみるのも手でしょう。
ユニットバスの交換費用は?
「お風呂のユニットバスを交換する際の交換費用が気になる…」
上記のように思っている人もいることでしょう。
ここでは以下の4つの要素から、ユニットバスの交換費用について徹底解説します。
- リフォームの総額目安
- グレード別での相場
- マンションと戸建てでの違い
- リフォーム方法による工事費用の違い
以下では、それぞれの交換費用について詳しくまとめています。
①ユニットバスのリフォームの総額目安
本体の購入費のほかにも、ユニットバスや浴室の工事に関する様々な費用がかかります。
工事費用の内訳は、以下の通りです。
工事の内訳 | 費用相場 |
元ユニットバスの解体工事 | 80,000~100,000円 |
間仕切り壁の撤去による洗面所の内装補修 | 30,000~50,000円 |
搬入や搬出、養生など | 20,000~30,000円 |
配管工事 | 60,000~80,000円 |
電気工事 | 30,000~50,000円 |
ユニットバス施工 | 80,000~100,000円 |
解体した間の壁の作り直し | 30,000~50,000円 |
工事総額の相場 | 約350,000~460,000円 |
ユニットバスのリフォーム総額は、一般的な仕様なら工事費込みで50~150万円が目安です。
なお、紹介した費用相場は目安であり、住宅の築年数や傷み具合、間取りによって異なる場合があります。
②ユニットバスのグレード別での相場
ユニットバスには以下のようなグレードがあり、グレードが高くなるほど性能がよくなります。
- ロー:最も低いグレードで、機能は最低限。シャワーや水栓はプラスチック製の簡易なもので、浴室や浴槽の断熱はなし。
- ミドル:標準的なグレードで、断熱材が浴槽や床に入っている。設備はメタル調で使いやすく、床が乾きやすい素材のものも。
- ハイ:壁がタイルなどでできた高級感のある最上級モデル。使い勝手のよい水栓やシャワー付きで、快適に入浴できる。搭載できるオプションも豊富。
グレードごとのユニットバスの価格相場は、以下の表の通りです。
グレード | リフォーム価格 |
ロー | 500,000~910,000円 |
ミドル | 650,000~1,020,000円 |
ハイ | 890,000~1,270,000円 |
グレードが高くなればなるほど、リフォーム費用は高い傾向にあります。
交換を考える際には、どのグレードならば予算条件を満たせるかも考えておきましょう。
③マンションと戸建てでの違い
ユニットバスを設置する住宅がマンションか戸建てかでも、費用は大きく変化します。
一般的に、マンションにユニットバスを設置する方が、戸建てに設置するよりも費用は高くなると言われています。
マンションに設置されるユニットバスは、戸建てと違い奥行きの長い「1418」などが主流です。
1418タイプは戸建て用に作られている「1616」や「1818」タイプよりも、1~5%割高になると言われています。
しかし、ユニットバスの中でもパナソニックの「FZ」など、戸建てでもマンションでも購入費用が変わらないものも。
マンションのユニットバスリフォームを考えて降り、費用を極力おさえたい人はFZへの交換を検討してみてはいかがでしょうか。
④リフォーム方法による工事費用の違い
ユニットバスにリフォームする際には、工事方法の違いで価格に大きな差が生じます。
ユニットバスにリフォームする工事方法やかかる日数、費用はそれぞれ以下の通りです。
- 在来浴室からユニットバスへ入れ替え:650,000円~1,000,000円程度
- ユニットバスからユニットバスへ入れ替え:500,000円~1,000,000円程度
在来浴室からユニットバスにリフォームする方が、費用はやや高くなりがちです。
リフォームを検討する際には、自宅の浴室がどちらのタイプなのか確認しておきましょう。
浴室リフォームの工事期間は4~7日程度
浴室リフォームの工事期間は、平均して4~7日程度です。
なお、以下の要素がある場合、工期が伸びやすい傾向にあります。
- 在来浴槽からユニットバスへのリフォームである場合
- 受注時期が繁忙期である場合
- 基礎コンクリートが乾きにくい冬や梅雨時期の施工である場合
リフォーム中はお風呂が使えないため、工事期間がどのくらいかかるかに注意して予定を立てましょう。
ユニットバスの交換時期の目安は15年程度
ユニットバスの耐用年数は15年程度です。
耐用年数に近づけば近づくほど、以下のような問題が発生しやすくなります。
- 壁や浴槽にヒビが入る
- 換気扇の効き目がなくなってくる
- コーキングが劣化し壁と浴槽の間が腐食する
特にコーキングが劣化した場合、そこから建物にシロアリが住みついてしまうことも。
そうならないためにも耐用年数が過ぎ、耐久性がなくなってきたユニットバスは早めに交換しましょう。
ユニットバスのドアや浴槽などパーツだけ交換できる?
ユニットバスの部品交換が可能かは、部品の在庫があるかによります。
メーカーの終売により、部品が生産されていない場合には、パーツ交換は難しいでしょう。
また、パーツ交換の際には事故などで特定のパーツが故障したのか、経年劣化で故障したのかを考慮する必要もあります。
経年劣化による故障の場合は、ひとつのパーツを交換しても、次々別のパーツがやられて交換総額が上がることも。
経年劣化による故障が考えられる場合には、ユニットバス本体をまるごと交換することをおすすめします。
なお、家庭にあるユニットバスが浴槽一体型の場合には、パーツ交換は難しい傾向にあります。
ユニットバスの交換に補助金は使える?
ユニットバスの交換費を節約したい人は、国や自治体の補助金を利用するとよいでしょう。
ユニットバスの交換工事に使える補助金制度は、以下の4つです。
- バリアフリーリフォーム
- 省エネリフォーム
- 長期優良住宅化リフォーム
- 介護保険
なお、補助金制度は自治体により内容が異なります。
住んでいる地域の市役所や区役所の窓口、またはホームページで、どのような補助金制度が利用できるのかを確認してみてください。
ユニットバスの交換に火災保険を利用できる可能性も
ユニットバスの交換には、火災保険を使えることもあります。
火災保険の申請が適用されやすいのは、落雷によるユニットバスの故障です。
台風などによる漏水や雨漏りでの基盤が腐食し、ユニットバスの取り替えが必要になったときにも、火災保険が適用されることも。
なお、火災保険の適用範囲は、加入している保険の種類やプランによって異なります。
万が一の際に補償をしっかり受けられるよう、火災保険の補償内容を確認しましょう。
火災保険を申請する際には、便利な申請サポート業者を利用するとよいでしょう。
ユニットバスのおすすめオプション7選
ユニットバスのオプションの中には、メーカー限定の機能もあります。
もし譲れない機能があるなら、ローやミドルグレードの商品に、オプションを取り付けるのがおすすめです。
ユニットバスに取り付けたい、おすすめのオプションは以下の7つです。
- 浴槽の追い炊き機能
- 浴室暖房乾燥機
- 引き戸タイプのドア
- 壁付けの手すり
- 節水機能付きの蛇口やシャワー
- 浴槽の自動洗浄機能
- 床暖房機能
以下では、それぞれのオプションについて詳しく紹介します。
①家族の入浴時間帯が違うなら「浴槽の追い炊き機能」
「家族の帰宅時間がバラバラだから、遅く帰ってくる人はいつも生ぬるいお風呂に入る羽目に…」
上記のような悩みを抱える家庭は、多いことでしょう。
家族の入浴時間が違う場合には、浴槽に追い炊き機能のオプションをつけるのがおすすめ。
追い炊き機能があれば、遅く帰ってきた人も温かいお風呂に入ることが可能になります。
オプションの取り付け費用は、30,000~40,000円程度です。
②室内干しが多いなら「浴室暖房乾燥機」
「部屋干しに浴室や脱衣所を使っているけど、なかなか洗濯ものが乾きにくくて困っている…」
部屋干しをよく行っている家庭につきものの悩みを解決したい人には、浴室暖房乾燥機のオプションがおすすめです。
浴室を綺麗に乾燥させることができるので、カラッと洗濯ものを乾かせることでしょう。
オプションの取り付け費用は、70,000~90,000円程度です。
③脱衣スペースに余裕がほしいなら「ドアを引き戸に」
ドアが開き戸になっていると、脱衣スペースに余裕がなくなってしまいがちです。
脱衣スペースを広々と使いたい人には、ドアを引き戸にするオプションがおすすめです。
ドアを引き戸に変えれば脱衣所に余裕ができるだけでなく、同時に住宅のバリアフリー化も行うことができます。
ドアを折り戸から三枚引き戸に変える場合、相場は70,000~90,000円程度です。
④子供や高齢者がいるなら「壁付けの手すり」
「小さい子供がいるんだけど、お風呂に入る時に怪我をしないか心配」
「三世帯で住んでいるんだけど、両親の足腰が衰えてきてお風呂に入りにくそう…」
上記のような悩みを抱える人も、いることでしょう。
子供や高齢者がいる家庭におすすめのオプションが、壁付けの手すり設置です。
手すりがあればつかまり立ちができたり、立ち上がり動作を安全に行ったりすることができ安心です。
手すりは1本あたり、5,000~10,000円程度で取り付けができます。
オプションの中でも費用は安いので、気軽に導入しやすいでしょう。
⑤コストを抑える「節水機能付きの蛇口・シャワー」
「毎月の水道代をしっかり抑えたい」
「シャワーを使う機会が多く、水道代がかかってしまいがち…」
上記のように思っている人もいることでしょう。
シャワーの使用機会が多い人や、しっかりと節水を行いたい人には節水機能付きの蛇口やシャワーの取り付けをおすすめします。
手元で水を止められるシャワーや、節水性の高い蛇口を導入すれば、月々の水道代を節約しやすくなります。
節水設備の価格は、メーカーやユニットバスのグレードにより大きく異なります。
⑥NORITZとTOTO独自の「浴槽の自動洗浄機能」
引用元:NORITZ公式HP
「お風呂が勝手に自分で掃除をしてくれたらなあ…」
あなたも一度は、上記のような思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?
その願いを叶えてくれるオプション設備が、NORITZとTOTO独自の「浴槽の自動洗浄機能」です。
自動洗浄オプションを導入すれば、ボタン一つで簡単にお風呂掃除が完了。
毎日お風呂を掃除する手間がなくなり、その時間を家事や趣味の時間に充てることができます。
無線LANリモコン対応の商品なら「わかすアプリ」にも対応しているため、自宅外からでもお風呂掃除をすることも可能です。
⑦パナソニックとタカラスタンダードの「床暖房機能」
お風呂に入った瞬間、床の温度が冷たくてヒヤッとした経験はありませんか?
浴室の床が冷たくて困っている人には、パナソニックとタカラスタンダードの「床暖房機能」がおすすめです。
入浴前に床暖房のスイッチをONにできる「カビシャット暖房換気乾燥機の予備暖房」を利用すれば、ボタン一つで床がぽかぽかに。
寒い日の一番風呂でありがちな、ヒヤッとする感覚を避けることが可能になります。
床が温かくなるので、洗髪をしている間に体が冷えることもありません。
まとめ:ユニットバスをお得に交換して快適な空間にしよう
ユニットバスの交換費用の総額相場は、500,000円~1,500,000円です。
交換費用はユニットバスのグレードやリフォーム方法、マンションか戸建てかどうかなどで大きく変動します。
交換の際には補助金を利用したり、部分交換をするなどして上手く費用を節約しましょう。
節約で浮いたお金を使い、ユニットバスに便利なオプション機能をつけるのもおすすめです。
なお、ユニットバスの交換には、火災保険が使えることもあります。
火災保険を申請する際には、あなたを助けてくれる便利な申請サポート業者を利用するとよいでしょう。
もし、ユニットバスの交換で火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。
「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。
気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。