外壁の張り替えってどれくらいの費用がかかるかご存知ですか?
外壁の印象は家全体の印象に大きな影響を与えるため、とても重要な要素です。
また、ずっとメンテナンスをしていない場合、自然災害で大きな被害を受けてしまうかも。
耐久性を維持するためにも、外壁のメンテナンスは欠かせません。
今回は外壁の種類別に特徴や費用を詳しく解説していきます。
安く抑えるコツも教授するので最後まで読んでくださいね。
外壁は自然災害による被害を受けやすく、火災保険の申請をしやすい傾向にあります。
火災保険の申請の際には、申請サポート業者を利用するのがおすすめです。
外壁張り替えとは
外壁張り替えとは外壁を取り外し、新しい外壁を貼り付けることです。
外壁塗装は塗装のみ、カバー工法は上から新たな外壁を貼り付けること。
築30年以上経っていた場合、塗装ではなく外壁張り替えやカバー工法をおすすめされることが多いです。
カバー工法は、外壁の種類によって適用外の場合もあります。
外壁張り替えは耐用年数を伸ばすことにも可能。
これからどれだけ住むつもりなのか、予算はどれくらいなのかで業者と相談して決めていきましょう。
外壁張り替えにかかる費用の相場は?
30坪の戸建てで大抵100~250万円が相場です。
外壁の種類によって値段はかなり変わってきます。
また、一部外壁張り替えをしたいとなった場合は、100万円以下で工事が可能。
ただ、一部から雨漏りしている場合でも、業者が全体の張り替えをした方が良いと提案してくる場合もあります。
そんなときは予算を提示して最も最適な方法を模索しましょう。
外壁張り替えにかかる費用の相場は?
外壁の種類は豊富で、耐用年数や役割の差によって値段も大きく異なります。
家全体の印象を左右するものなので色や素材にもこだわりたい点ですよね。
窯業系サイディング
窯業サイディングはデザイン重視の方に人気。
一戸建てでは最もよく使われています。
費用 | 3,000~6,000円/㎡ |
材質 | セメント質と、繊維質 |
メンテナンス周期 | 7~10年 |
窯業サイディングのメリット
耐震性・遮音性・防火性など機能性に優れています。
理想のデザインを作りやすい点も人気の理由です。
取り扱う業者も多い上に、施工が難しくないため工事期間も短いのが特徴。
その上素材も低価格なので、費用を抑えられます。
窯業サイディングのデメリット
耐震性を考えると質量のある窯業サイディングはカバー工法には向いていません。
つなぎ目の劣化が早いというのも特徴。
サイディングは劣化しにくいが、その下のコーキング材の劣化に注意が必要です。
コーキング材にひび割れを見つけたらメンテナンスをしましょう。
金属系サイディング
2番目にシェア率を誇るサイディングです。
費用 | 4,000~7,000円/㎡ |
素材 | ガルバリウム、ステンレス、アルミ |
メンテナンス周期 | 10~15年 |
金属系サイディングのメリット
軽量なので重ね塗りが可能です。
ひび割れなどの心配もない耐久性の高さ。
もちろん断熱性にも優れています。
金属系サイディングのデメリット
見た目を選べないことがデメリットとなり、窯業サイディングほどシェア率が高くありません。
金属なので、サビには注意が必要。
張り替えのときの費用は安いとは言えないのもデメリットの1つです。
木質系サイディング
木目にこだわる人におすすめの外壁です。
費用 | 6,000~9,000円/㎡ |
素材 | 自然木、天然木 |
メンテナンス周期 | 7~10年 |
木質サイディングのメリット
デザインの面で木の温かみを感じられます。
断熱性に優れている点もメリット。
木質サイディングのデメリット
水や火に弱いのは大きな特徴。
価格もほかに比べると高めです。
工事費用も高いので、デザインにこだわる人におすすめしたいです。
樹脂系サイディング
日本ではあまり使用されていないサイディングです。
費用 | 8,000~10,000円/㎡ |
素材 | 樹脂 |
メンテナンス周期 | 10~20年 |
樹脂系サイディングのメリット
軽量なのでリフォームに適した外壁材。
水や湿気を吸収しないため、サビや腐敗の心配なし。
耐久性が高くメンテナンスがほぼ不要です。
耐用年数がかなり長いので長持ちさせたい人にはおすすめ。
樹脂系サイディングのデメリット
日本でのシェア率は1~2%と低く、取り扱っている会社は少なめです。
価格もほかのサイディングに比べると高め。
凍結に弱いという点も特徴です。
モルタル外壁
今一般的な外壁はサイディング。
少し前まではモルタルが一般的でした。
費用 | 5,000~7,000円/㎡ |
素材 | コンクリート、砂 |
メンテナンス周期 | 5~15年 |
モルタル外壁のメリット
表面に継ぎ目がないため耐久性があります。
強度があるのが特徴。
職人が手作業で作り上げていくので重厚感があり、おしゃれな仕上がりになります。
モルタル外壁のデメリット
ひび割れが発生しやすく、ひび割れを発見した場合はすぐにメンテナンスが必要です。
重ね張りをすることが多いのですが、重量が増えると建物の耐震性が疑われます。
塗料の種類によってメンテナンス周期が大きく異なるのも特徴。
そのため良いものを選ばなければ、不要なメンテナンスが増えてしまい、コスパが悪いです。
ALC
ALCとは軽量気泡コンクリートのこと。
内部に気泡が含まれたコンクリートです。
費用 | 7,000~15,000円/㎡ |
素材 | コンクリート |
メンテナンス周期 | 5~10年 |
ALCのメリット
耐久性が高く、定期的なメンテナンスをしていれば50年は持ちます。
気泡が入っているので重量も軽いのが特徴。
その上、耐火性・遮音性・断熱性もあります。
ALCのデメリット
気泡が入っている上につなぎ目が多いので、水には弱いです。
つなぎ目から水が入ってきてしまい、ひび割れや欠けの原因になります。
価格が高いのも特徴。
定期的なメンテナンス費用がかかってしまうことも考えて検討しましょう。
外壁の素材以外にかかる費用
外壁の張り替えには、素材以外にもあらゆるところでコストがかかります。
外壁以外のところにかかる費用の相場を提示しますので、この価格帯から大きく外れている場合は注意してくださいね。
また以下の表の項目以外にも費用がかかるので、工事前にしっかり確認しましょう。
項目 | 費用 |
撤去費用 | 800~1,500円/㎡ |
足場 | 600~1,000円/㎡ |
防水シート | 300~600円/㎡ |
シーリング | 700~1,200円/㎡ |
外壁張り替えの費用を抑える方法
外壁張り替えは値段がかさむ工事です。
ちょっとでも安く抑えたいという人も多いでしょう。
そこで、張り替え費用を安く抑える方法をご紹介。
予算オーバーで困っているのであれば、1度業者に相談してみてはいかがでしょうか。
部分的に張り替えをする
部分張り替えにすれば、工事面積が小さくなるので費用は抑えられます。
15~60万円くらいが相場です。
ただ、部分的で良いと思えるところも、家全体の耐震などを考えると全面張り替えをしたほうが良いと判断されることがあります。
重ね張りにする
重ね張りにすると撤去費用などがかからないので安く抑えられます。
しかし、素材によっては不可能なものも。
また、重量が重くなるので全体的な耐震性は低下します。
これも業者と相談して決定していきましょう。
火災保険や補助金を受ける
火災保険は20万円以上の工事であれば適用される場合があります。
適用条件は加入会社によって異なるので、要確認です。
また、国や都道府県などが行っている補助金制度も活用できる場合があります。
補助金や助成金の制度を利用したい場合は、必ず工事前に申請しましょう。
地元の業者に相談すれば、その地域の補助金・助成金制度についてアドバイスをくれますよ。
火災保険の申請の際には、申請サポート業者を利用するのがおすすめです。
費用を抑えてお得に外壁張り替えをしよう
今回は外壁張り替えについて解説してきました。
現在は外壁の種類も豊富で、それぞれのニーズに合わせて選択可能な点が良いですよね。
作り上げたいデザインや、今後どれだけその家に住み続けるのかなどを考えながら予算を出して検討していくことが大切です。
安くする方法はたくさんあるので、業者と相談しながらお得に張り替えをしましょう。
外壁は自然災害による被害を受けやすく、火災保険の申請をしやすい傾向にあります。
外壁の張り替えについて気になったさいは、費用無料で完全成果報酬型の火災保険申請サポートを選ぶとよいでしょう。
火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、不払い認定されたり、見落としや間違いが発生する可能性があります。
家全体の破損箇所の調査見積もりから、書類作成のアドバイスまでトータルで手厚くサポートします。
費用については完全成功報酬型のため、申請しても万が一給付金が得られなければ、一切費用がかからないのでリスクなく依頼できます。
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